2018年07月25日
【洋画】「スコア/The Score」（2001）
［ひと言感想］
ニコラスがジャックの裏切りを想定したのは、才能に比べ信条が素人だったからだろう。
プロフェッショナルとは、相応の信条のもと、「失敗しない人」ではなく、「最悪の失敗に敏感、対処可能な人」のことである。
ニコラスがジャックの裏切りを想定したのは、才能に比べ信条が素人だったからだろう。
プロフェッショナルとは、相応の信条のもと、「失敗しない人」ではなく、「最悪の失敗に敏感、対処可能な人」のことである。
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【ジャック（演：エドワード・ノートンさん）】
一つ、質問しても？
【ニコラス（演：ロバート・デ・ニーロさん）】
（・・・）
【ジャック】
ずっとこの仕事をしてて、今までの中で一番の大仕事は？
【ニコラス】
冒険はしない。
【ジャック】
あんたは慎重で、オレも慎重だけど、この道に入ったばかりの若い頃の話だよ。
向こう見ずの冒険をしたろ？
【ニコラス】
そんな経験はない。
【ジャック】
（「そんなバカな」といった感じでグラスの酒を呑み干す）
【ニコラス】
これだけは覚えとけ。
お前は切れて、才能があるが、問題は才能より選択（choices）だ。
ムショへ行きゃ分かる。
この仕事は、自分を抑えることが必要だ。
それが出来なくて、無茶な冒険をやるヤツは、いつか必ず臭い飯を食うことになるんだよ。
オレから忠告だ。
願い（wish）をリストにすること。
そして、それを、25年かけて、一つずつ手に入れていくことだ。
【ジャック】
（言いたいことは）分かるけど、あんたはもう全てを手に入れてる。
それなのに、オレと組み、こんな厄介なヤマと取り組んでる。
やはり冒険じゃないか？
【ニコラス】
（「これ以上話しても無駄だ」といった感じで、無返答）
行くよ。
