【洋画】「ある愛の詩/Love Story」(1970)【洋画】「トゥームレイダー/Lara Croft: Tomb Raider」(2001)

2018年07月13日

【洋画】「マネーボール/Moneyball」(2011)

[ひと言感想]
先月、佐藤天彦名人が三期連続防衛を果たしたが、最終第六局は何とも考えさせられた。
羽生善治挑戦者が終盤、渡辺明曰く「プロの第一感」の手を指した挙句、逆転負けしたからである。
プロ、それも、羽生や渡辺のような屈指のトッププロが第一に考える最善手、最善解が、良くも悪くも経験に基づく、既存の「筋」という名のバイアスで、脆いか、改めて思い知ったからである。
翻って、ビリーが選手の業績評価基準をかうてない統計数字のそれへ刷新できたのは、さもなくば「金持ち」球団と同じ土俵で戦い続けねばならない(→一生勝てない)ことに加え、脆さの被害者を自認、否、痛認(?)していたからである。
人間がバイアスと決別し、改心するには、それ以外の選択肢を「痛い思いをして」奪われる必要がある。


マネーボール [AmazonDVDコレクション]
出演:ブラッド・ピット、ジョナ・ヒル
監督:ベネット・ミラー
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2015-12-25




kimio_memo at 07:27│Comments(0) 映画 

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