2018年04月23日
【邦画】「どん底」(1957)
[ひと言感想]
私が起業して悟ったことの一つは、人生に「浮き沈み」と「三歩進んで二歩下がる」は付き物、ということである。
昨日一日良い仕事ができたと思ったら、今日は朝からパソコンが急遽動かない(→復旧に長時間&リスケを強いられる)なんてことはザラで、とりわけ当初、半べそでつくづくこう思ったものである。
その折、努めて自戒するのは、「くさらないこと」、そして、「沈んだ(⇔浮かび上がった)今を当たり前、デフォルトにしない&思わないこと」である。
くさって自暴自棄になったところで、パソコンが復活しないのは勿論、何も好転しない。
仕事を強制終了させられ、望外の公休(?・笑)に甘んじ、挙句、この「どん底」状態に順応してしまえば、早晩廃人確定だからである。
遍路の嘉平を除き、登場人物は皆、長く何らかの意味で「どん底」状態にある、所謂「人間のクズ」だったが、それは彼らが皆、現状に順応し、口では色々のたまうも、基本変化を怖れ、安住していたからである。
我々が怖れるべきは、「どん底」の状態そのものではなく、そこから浮かび上がる、否、這い上がる気概の消失である。
私が起業して悟ったことの一つは、人生に「浮き沈み」と「三歩進んで二歩下がる」は付き物、ということである。
昨日一日良い仕事ができたと思ったら、今日は朝からパソコンが急遽動かない(→復旧に長時間&リスケを強いられる)なんてことはザラで、とりわけ当初、半べそでつくづくこう思ったものである。
その折、努めて自戒するのは、「くさらないこと」、そして、「沈んだ(⇔浮かび上がった)今を当たり前、デフォルトにしない&思わないこと」である。
くさって自暴自棄になったところで、パソコンが復活しないのは勿論、何も好転しない。
仕事を強制終了させられ、望外の公休(?・笑)に甘んじ、挙句、この「どん底」状態に順応してしまえば、早晩廃人確定だからである。
遍路の嘉平を除き、登場人物は皆、長く何らかの意味で「どん底」状態にある、所謂「人間のクズ」だったが、それは彼らが皆、現状に順応し、口では色々のたまうも、基本変化を怖れ、安住していたからである。
我々が怖れるべきは、「どん底」の状態そのものではなく、そこから浮かび上がる、否、這い上がる気概の消失である。
kimio_memo at 07:23│Comments(0)│
│映画