【邦画】「どん底」(1957)【洋画】「今そこにある危機/Clear and Present Danger」(1994)

2018年04月24日

【洋画】「ニュースの天才/Shattered Glass」(2003)

[ひと言感想]
「ニュースの天才」、ならびに、「フェイク・ニュース」は永久に不滅である。
ニュースは商品だからである。
メディアは、ニュースを売るのが、即ち、ニュースという商品を我々に買って読んで(見て)もらうのが生業、かつ、肝だからである。
メディアは、数多の一般市民に買って読んでもらえなければ、生存不能だからである。
他方、我々も、基本「見たいモノを見たい」生き物だからである。
我々は、必ずしも「真実を見たい」訳ではないからである。
過半は、自分に不都合、ないし、理解困難なニュースなど端からアウトオブ眼中で、「ニュースの天才」がこしらえた「フェイク・ニュース」を歓迎するからである。
「魚心あれば水心」という訳である。
「ニュースの天才」、および、彼らを擁するメディアは不道徳だが、結局彼らの商品を買う我々も、彼らに負けず劣らず不道徳である。


ニュースの天才 [DVD]
出演:ヘイデン・クリステンセン、ピーター・サースガード
監督:ビリー・レイ
ハピネット
2006-10-27




kimio_memo at 07:07│Comments(0) 映画 

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