2018年03月05日
【洋画】「ブルージャスミン/Blue Jasmine」(2013)
[ひと言感想]
ジャネット(※自称「ジャスミン」)は一見「世間知らず」の「勘違い」で、ラストはその自業自得にうかがえるが、話はそう簡単ではないだろう。
もし、彼女が本当にそうなら、夫の悪事をFBIにタレコめても、その違法性を説くことはできないだろう。
やはり、彼女は「見て見ぬふりをしていた」、もっと言えば、「不本意な現実を捻じ曲げて得心していた」のだろう。
現実の過半が不本意なのは人生の常である。
たしかに、不本意な現実を全て受容するのは、生き物として無理だが、全て捻じ曲げ、敢えて「懲りない」思考態度を貫くのも、生き物として、また、社会人として無理である。
ジャネット(※自称「ジャスミン」)は一見「世間知らず」の「勘違い」で、ラストはその自業自得にうかがえるが、話はそう簡単ではないだろう。
もし、彼女が本当にそうなら、夫の悪事をFBIにタレコめても、その違法性を説くことはできないだろう。
やはり、彼女は「見て見ぬふりをしていた」、もっと言えば、「不本意な現実を捻じ曲げて得心していた」のだろう。
現実の過半が不本意なのは人生の常である。
たしかに、不本意な現実を全て受容するのは、生き物として無理だが、全て捻じ曲げ、敢えて「懲りない」思考態度を貫くのも、生き物として、また、社会人として無理である。