2017年10月11日
【洋画】「陽のあたる場所/A Place in the Sun」(1949)
[ひと言感想]
貧乏男のジョージが金持ちの美女のアンジェラに惹かれたのは自然だが、なぜ、アンジェラはジョージに惹かれたのか。
しかも、有罪が確定してもなお。
主因は、殺意を決心するも実行に移せなかったジョージの、弱くも純真な心根を洞察したからだろう。
それは、そんなカネに成らないモノに最上の価値を見出す、深窓の令嬢の「気まぐれ」であると共に、「特権」かつ「独自能力」でもある。
「世の中、お金ではない」。
我々の多くがこの言い古された言葉を陳腐に感じるのは、カネより高価値な何かに価値を見出す経験値が低いからである。
代償行為は長期的には人間を蝕む。
我々が本当に人間らしく生きるには、カネの有効さと限りを肌理解する必要がある。
貧乏男のジョージが金持ちの美女のアンジェラに惹かれたのは自然だが、なぜ、アンジェラはジョージに惹かれたのか。
しかも、有罪が確定してもなお。
主因は、殺意を決心するも実行に移せなかったジョージの、弱くも純真な心根を洞察したからだろう。
それは、そんなカネに成らないモノに最上の価値を見出す、深窓の令嬢の「気まぐれ」であると共に、「特権」かつ「独自能力」でもある。
「世の中、お金ではない」。
我々の多くがこの言い古された言葉を陳腐に感じるのは、カネより高価値な何かに価値を見出す経験値が低いからである。
代償行為は長期的には人間を蝕む。
我々が本当に人間らしく生きるには、カネの有効さと限りを肌理解する必要がある。
出演:モンゴメリー・クリフト、エリザベス・テイラー、シェリー・ウィンタース
監督:ジョージ・スティーヴンス
監督:ジョージ・スティーヴンス
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
2010-08-06
kimio_memo at 06:59│Comments(0)│
│映画