2017年10月04日
【洋画】「カンバセーション・・・盗聴・・・/The Conversation」(1974)
[ひと言感想]
「盗聴師」ハリーが「好奇心の排除」の信条を守りきれなかったのは、月並みだが感情ある人間だったからだろう。
「殺人」の言葉の響きに好奇心を様々掻き立てられない人間は、「師」としては最高かもしれないが、「人間」としては終わっている。
生きることは、白でも黒でもない、灰色の自分を認めることである。
ラストシーンのハリーは、終わりかけていた「人間」を認め、「師」と折り合いを付ける道を相棒と模索中なのではないか。
「盗聴師」ハリーが「好奇心の排除」の信条を守りきれなかったのは、月並みだが感情ある人間だったからだろう。
「殺人」の言葉の響きに好奇心を様々掻き立てられない人間は、「師」としては最高かもしれないが、「人間」としては終わっている。
生きることは、白でも黒でもない、灰色の自分を認めることである。
ラストシーンのハリーは、終わりかけていた「人間」を認め、「師」と折り合いを付ける道を相棒と模索中なのではないか。
出演:ジーン・ハックマン、ジョン・カザール、ハリソン・フォード
監督:フランシス・フォード・コッポラ
監督:フランシス・フォード・コッポラ
KADOKAWA / 角川書店
2017-06-30
kimio_memo at 06:52│Comments(0)│
│映画