2017年05月19日
【洋画】「センチメンタル・アドベンチャー/Honkytonk Man」(1982)
[ひと言感想]
安酒場が根城のカントリーミュージシャンのレッドに、なぜホイットはかくも憧れたのか。
近因は、在り来りの農作業とそれを強いる親からの解放願望だろうが、根因は、親の強いる「生き延びるために今日を仕方なく生きる」人生から、伯父レッドにうかがえる「何かのために今日を懸命に生きる」人生への転換願望ではないか。
大人の階段を登る若者の最高の教科書は、一角の人物の口伝ではなく、親愛なる他者の、一角の人物への懸命な転身のさまである。
安酒場が根城のカントリーミュージシャンのレッドに、なぜホイットはかくも憧れたのか。
近因は、在り来りの農作業とそれを強いる親からの解放願望だろうが、根因は、親の強いる「生き延びるために今日を仕方なく生きる」人生から、伯父レッドにうかがえる「何かのために今日を懸命に生きる」人生への転換願望ではないか。
大人の階段を登る若者の最高の教科書は、一角の人物の口伝ではなく、親愛なる他者の、一角の人物への懸命な転身のさまである。
【レコード会社のプロデューサー】
(今レコーディング中の君の伯父さんのレッド、)今日は苦しそうだな。
昨夜、発作を?
【ホイット(演:カイル・イーストウッドさん)】
血を吐いた。
【プロデューサー】
医者に診せたか?
【ホイット】
オープリーの医者に、ね。
歌をやめて、療養所に入らないと死ぬ、って(言ってた)。
【プロデューサー】
録音は命取りだな。
【ホイット】
知ってて、やらせてるの?
【プロデューサー】
君には正直に言おう。
彼は自分の死を悟ってる。
これが最後のチャンスだと。
【ホイット】
チャンスって、何の?
【プロデューサー】
成功の、さ。(To be somebody.)
名を成したいと思ったことは?
【ホイット】
・・・
【プロデューサー】
このレコーディングは、チャンスだ。
![センチメンタル・アドベンチャー [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51eKhgaRd7L._SL160_.jpg)