【洋画】「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い/Extremely Loud & Incredibly Close」(2011)【洋画】「グッドフェローズ/Goodfellas」(1990)

2017年04月10日

【邦画】「あん」(2015)

[ひと言感想]
人間は、「無くて七癖」であり、「無くて持病」である。
誰しも、持っていないと「思ってる」、ないし、無意識に「思おうとしている」が、何らかの病を、それも不治の病を持っている。
徳江も千太郎もワカナも、そうである。
皆、自覚の有無や強弱はさておき、持っている。
彼らの病因は様々である。
自責もあれば他責、運責(?)もあり、無論、後者は酷である。
けれど、この世に出られた以上、その不遇、不条理を延々嘆くべきではないのである。
否、延々嘆くのは勿体無いのである。
徳江のように、常に五感を澄ますのである。
そして、そんな自分でも今できること、そんな自分だからこそ今できることを探し、五感で確かめ、「生きる意味」の、即ち、自己肯定の足しにするのである。
持病があってこそ、持病との共存共栄を観念、悪あがきし続けてこそ、人間である。


あん DVD スタンダード・エディション
出演:永瀬正敏、内田伽羅、樹木希林
監督:河瀨直美 
ポニーキャニオン
2016-03-16




【徳江(演:樹木希林さん)】
ねえ、店長さん。
私たちは、この世を見るために、聞くために生まれてきた。
だとすれば、何かに成れなくても、私たちは、私たちには生きる意味があるのよ。


kimio_memo at 07:20│Comments(0)TrackBack(0) 映画 

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