2016年03月24日
【第41期棋王戦第四局】渡辺棋王、一分将棋で「同志」佐藤挑戦者の正解手を封じ、四連覇
〔ひと言感想〕
「なぜ駄目(だったの)か?代わりに、どうしたら良い(良かったの)か?」
とかくロジックと感情を入り乱れさせてしまう日本の会社、否、日本人の多くはこのやり取りを酷く嫌うが、少なくとも渡辺明棋王と佐藤天彦挑戦者の二人に限っては、嫌いでないのはなく好物(笑)、更には得意に違いない。
そして、だからこそ二人は、ポスト羽生世代で図抜けているに違いない。
タイトルの行方が決した直後というのに、直前まで二人はそれに全てを賭けていたというのに、こうして仲良く(笑)このやり取りの虜になっているのだから。
「本意、不本意の別なく、訪れた結果を只管合理的、理性的に解析し、敗着と正解手、最善手を共に導き出す」。
そんな本当の意味で「話せる」好敵手は同志であり、また、正に親友である。
同志という親友は、情け容赦ない競争社会を生き抜く、とりわけ有効かつ掛け替えのない励みであり、また、助けである。
二人のまたのタイトル戦を願ってやまない。
★2016年3月21日催行
http://live.shogi.or.jp/kiou/
http://kifulog.shogi.or.jp/kiou/41_04/
http://live.shogi.or.jp/kiou/kifu/41/kiou201603210101.html
http://blog.goo.ne.jp/kishi-akira/e/04859ec5605db27e3ec0c4a2decd14b2
「なぜ駄目(だったの)か?代わりに、どうしたら良い(良かったの)か?」
とかくロジックと感情を入り乱れさせてしまう日本の会社、否、日本人の多くはこのやり取りを酷く嫌うが、少なくとも渡辺明棋王と佐藤天彦挑戦者の二人に限っては、嫌いでないのはなく好物(笑)、更には得意に違いない。
そして、だからこそ二人は、ポスト羽生世代で図抜けているに違いない。
タイトルの行方が決した直後というのに、直前まで二人はそれに全てを賭けていたというのに、こうして仲良く(笑)このやり取りの虜になっているのだから。
「本意、不本意の別なく、訪れた結果を只管合理的、理性的に解析し、敗着と正解手、最善手を共に導き出す」。
そんな本当の意味で「話せる」好敵手は同志であり、また、正に親友である。
同志という親友は、情け容赦ない競争社会を生き抜く、とりわけ有効かつ掛け替えのない励みであり、また、助けである。
二人のまたのタイトル戦を願ってやまない。
★2016年3月21日催行
http://live.shogi.or.jp/kiou/
http://kifulog.shogi.or.jp/kiou/41_04/
http://live.shogi.or.jp/kiou/kifu/41/kiou201603210101.html
http://blog.goo.ne.jp/kishi-akira/e/04859ec5605db27e3ec0c4a2decd14b2
佐藤 天彦@AMAHIKOSATOh今日は棋王戦第4局対渡辺棋王戦。本当にいろいろありましたが、僕にとってのチャンスは111手目▲77桂の局面でした。ここは△85金と打ち、以下▲34飛△45玉▲46歩に△同玉と取れば勝ちだったようです。▲46歩には△56玉としてしまいそう(△46同玉は▲64角成が痛そうに見える)
2016/03/22 01:58:09
佐藤 天彦@AMAHIKOSATOhですが、それは負け。この二つのハードルをクリアすれば勝ちだったようです。ただ、実戦では▲77桂の局面で考えたのは△85桂、△84桂、△68飛成。▲34飛△45玉に▲46歩も見えておらず、正確に指せていたかどうか。どちらも一分将棋の中では今の自分にとって難しい選択だった気もします。
2016/03/22 02:03:45
佐藤 天彦@AMAHIKOSATOhこれで1勝3敗となり、シリーズ敗退となりました。フルセットに持ち込めず、そしてタイトル獲得という結果を出すことができなかったので残念です。ただ、本局を含め今の自分が持っている力は出し切ったと思います。気持ちを切り替えて、また次から頑張っていきたいと思います。
2016/03/22 02:09:48