2016年01月25日
【邦画】「ふしぎな岬の物語」(2014)
[ひと言感想]
アレクサンドル・ソルジェニーツィン曰く、「人に与える者は人を制し、人から奪う者は力を保持できない」。
彼の言は尤もだが、劇中、さしもの悦子(演:吉永小百合さん)も一時そうなりかけたように、人に与える一方では不意に凍え死にしかねず、時に人から与えて、温めてもらわねばいけない。
否、人は、時に人から与えてもらわねばいけない以上、平生人に与えなくてはならず、つまりは、「情けは人の為ならず」だということなのだろう。
一時の不思議は、人生の当然かもしれない。
アレクサンドル・ソルジェニーツィン曰く、「人に与える者は人を制し、人から奪う者は力を保持できない」。
彼の言は尤もだが、劇中、さしもの悦子(演:吉永小百合さん)も一時そうなりかけたように、人に与える一方では不意に凍え死にしかねず、時に人から与えて、温めてもらわねばいけない。
否、人は、時に人から与えてもらわねばいけない以上、平生人に与えなくてはならず、つまりは、「情けは人の為ならず」だということなのだろう。
一時の不思議は、人生の当然かもしれない。