【邦画】「座頭市」(1989)【人生訓】「知的生活習慣」外山滋比古さん

2015年07月23日

【第56期王位戦第二局】羽生王位、広瀬挑戦者の誤算を逃さず、無傷の二勝目をあげる

[ひと言感想]
渡辺明棋王に並び立つ若手トップ棋士の広瀬章人挑戦者をして、▲5三桂成(61手目)の受けを誤算していたのは意外でしたが、「上手の手から水が漏れる」の言葉もあり、そういうものなのかもしれません。
上手の手から水が漏れるのですから、不肖の私はもっともっと、誤算を事前に確かめなければいけません。

ともあれ、誤算してもなお「詰むや詰まざるや」の勝負形に持ち込むのですから、やはり上手は上手です。
不肖私、羽生ヲタながら(笑)、広瀬挑戦者の雪辱を祈念するばかりです。(礼)


★2015年7月22、23日催行
http://live.shogi.or.jp/oui/
http://kifulog.shogi.or.jp/oui/56_02/
http://live.shogi.or.jp/oui/kifu/56/oui201507210101.html
http://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/201507/0008233710.shtml (魚拓



■局後の感想

61手目、▲5三桂成
「この筋は大丈夫だと思ったのですが……」(広瀬)

65手目、▲6四金
広瀬は△5一飛▲5四金△同飛▲4三銀△4四飛▲3二銀成△4八飛成▲2四歩に(1)△同歩▲2三歩△3一金で耐える予定だったが、以下▲2二歩成△同金▲3三銀は受けがない△3一金で受からないのは誤算でした。気づいたのは今日の朝です。これは一日大変な苦労をするだろうと思いました」と感想戦で明かした。
▲2四歩を取らずに(2)△3一金▲2三歩成△同銀▲同飛成△3二金▲同竜△2二金も検討された。「これは後手が頑張って千日手になるかどうか。時間をかけて精査しないと分かりません」と広瀬。千日手になるとすれば、後手にとって有力な順といえる。本譜は後手苦戦が続いた。

110手目、△9五桂
広瀬は序盤から苦しい局面を見続け辛抱に辛抱を重ねて、ついに詰むや詰まざるやの変化まで持ってきた

※棋譜コメント(↓)から転載
http://live.shogi.or.jp/oui/kifu/56/oui201507210101.html






kimio_memo at 09:08│Comments(0)TrackBack(0) 将棋タイトル戦 | -王位戦

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