【経営/日本文化】「イギリス人アナリスト 日本の国宝を守る」デービッド・アトキンソンさん(小西美術工藝社会長兼社長)【邦画】「昭和残侠伝 死んで貰います」(1970)

2015年05月22日

【第73期名人戦/第四局】羽生名人、「完封負け」から逆転勝利し、名人防衛に王手

[ひと言感想]
三つのことを考えさせられました。

一つ目は、「路線の途中変更は要注意」ということです。
渡辺明棋王の解説を拝聴するに、行方尚史挑戦者の路線は、78手目の△3三銀辺りまでは、羽生善治名人の無理攻めを切らした「完封勝ち(→相手からすると以降有効な指し手が無い)」のそれでしたが、80手目の△3六歩からは「一手勝ち」のそれに変わり、それが羽生名人の逆転を呼び込んだように思えます。

二つ目は、「負けは確定するまでは負けではなく、試みが失敗したら素直に認め、立て直しに最善努力するが吉」ということです。
1五まで繰り出した銀を3七まで引き戻した羽生名人の辛抱と素直さこそ、逆転の最大の呼び水になったのではないでしょうか。

三つ目は、「経験値と直感(主観)は両刃の剣」ということです。
渡辺棋王が「(行方挑戦者の)完封勝ち」とまで判断した局面、及び、形勢を、コンピュータソフトは約400点の「優勢レベル」としか判断していませんでした。
後にそれを知った渡辺棋王は不可思議さを吐露なさっていましたが、もしかすると、当時の局面、及び、形勢は、正しくはそうだったのかもしれません。
経験値と直感はやはり両刃の剣であり、とりわけ負の方に羽生名人が過剰依存しなかったことも、逆転の大きな呼び水になったのではないでしょうか。


※追記/ご参考
渡辺明棋王が自身の翌日のブログで、「『完封勝ち』との形勢判断は、プロの思い込みの可能性がある」旨吐露なさっています。
http://blog.goo.ne.jp/kishi-akira/e/1e34349bef47651517677b622042f89b


★2015年5月20、21日催行
http://mainichi.jp/feature/shougi/meijinsen/
http://mainichi.jp/feature/shougi/meijinsen/etc/73/150520.html
http://mainichi.jp/feature/news/20150522k0000m040111000c.html
http://www.asahi.com/articles/ASH5P2RVPH5PUCVL001.html
http://twitcasting.tv/asahi_shogi/movie/170371376 (感想戦のツイキャス動画)
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.10206683071258212.1073741946.1316444751&type=1&l=9bccb9c412
https://plus.google.com/photos/104086542955423361492/albums/6151550406136236017?authkey=CJqm4su-pZKB0gE











kimio_memo at 09:45│Comments(0)TrackBack(0) 将棋タイトル戦 | -名人戦

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