2015年04月28日
【邦画】「婚期」(1961)
[ひと言感想]
世の中には、意味や意義を突き詰めない方が幸せなこと、ないし、突き詰めてはいけないことがあり、結婚はその最たるなのでしょう。
結婚は、男女の異なる資質とニーズを社会的に補う試みに過ぎず、その決心と持続の真意は、外からは勿論、中から見ても不明しきりで丁度良いのでしょう。(笑)
世の中には、意味や意義を突き詰めない方が幸せなこと、ないし、突き詰めてはいけないことがあり、結婚はその最たるなのでしょう。
結婚は、男女の異なる資質とニーズを社会的に補う試みに過ぎず、その決心と持続の真意は、外からは勿論、中から見ても不明しきりで丁度良いのでしょう。(笑)
【唐沢冴子(演:高峰三枝子さん)】
それで?
【唐沢静(演:京マチ子さん)】
それで、(その夜は)別々の部屋(に)、私たち休んだんです。
【冴子】
ふーん。
じゃ、これからもずっと(寝室を別にするの)?
【静】
勿論。
主人がそうしろと言うのだから、仕方ありませんわ。
【冴子】
だいたい結婚なんてね、ただの女中に行くようなもんなんだから。
女中の方が公休日はあるし、給料貰えるし、お仕着せの多少は出るし、ずっと気が利いてるわよ。
セックスの道具だったら、パン助より割が悪いわ。
只だもの。
ね、そうでしょ。
よしなさいよ、バカらしいったら。
今の内だったら、子ども居ないんだし。
自立したらどう?
基本的人権から言ったって、そんな踏みつけた話ないでしょ。
あーあ、どうしてみんなこう結婚したがるのかしら。
アタシには不思議で仕方ないわ。
【静】
冴子お姉さまみたいに、働ける方はよろしいけど、今更お勤めと言ったって、この歳じゃ。
【冴子】
未亡人になったら、どうすんの?
そういう場合に立つ人だったら、そんな歳なんて言ってらんないでしょ。
【静】
そりゃそうですけど、ここまで辛抱してきて・・・
【冴子】
そりゃ辛抱していれば、財産の半分は貴女のものになる訳よ。
それならそれで、我慢するしか仕方ないわね。
だいたい一生働いて、世の中の何人がそれだけの財産を得られるか、疑問ですもの。
考えようによっちゃあ、ボロい話よ。
どっちを取るかだわ。
【静】
でも、愛情が無かったら、ここまで辛抱できませんわ。
いくらなんでも。
【冴子】
愛情なんて、永遠不滅だと思ってんの。
ふふ、結構ねー。
貴女が満足してんだったら、傍で何も言うことはない。
kimio_memo at 07:16│Comments(0)│
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