2015年03月17日
【邦画】「小さいおうち」(2014)
[ひと言感想]
なぜタキは時子の、板倉との最後の逢瀬を阻んだのか。
女中としての忠義か、同性からの思いやりか。
はたまた、同じ男性を恋慕した嫉妬か、それとも、恋慕人を喪失する恐怖か。
勿論、真実は不明ですが、タキが生涯「長く生き過ぎた」と悔い、伴侶を得なかったことから一つ言えるのは、根源は悪意だということです。
悪意と善意は重層ですが、吉と出るか凶と出るかは(詰まる所「神のみぞ知る」が故)さておき、決意を最も後押しするのは悪意なのでしょう。
歴史認識の、それも、戦時認識の過半が否定的なのも、分母が個人ではなく大衆であり、かつ、その悪意の為せる業かもしれません。
なぜタキは時子の、板倉との最後の逢瀬を阻んだのか。
女中としての忠義か、同性からの思いやりか。
はたまた、同じ男性を恋慕した嫉妬か、それとも、恋慕人を喪失する恐怖か。
勿論、真実は不明ですが、タキが生涯「長く生き過ぎた」と悔い、伴侶を得なかったことから一つ言えるのは、根源は悪意だということです。
悪意と善意は重層ですが、吉と出るか凶と出るかは(詰まる所「神のみぞ知る」が故)さておき、決意を最も後押しするのは悪意なのでしょう。
歴史認識の、それも、戦時認識の過半が否定的なのも、分母が個人ではなく大衆であり、かつ、その悪意の為せる業かもしれません。
kimio_memo at 07:11│Comments(0)│
│映画