2015年03月24日
【BSTBS】「SONG TO SOUL 永遠の一曲」Derek and the Dominos”Layla”〔解説〕ボビー・ウィットロックさん
「レイラ」に出てくるのは[レイラ]だ。
(モデルで、実際に後年エリック・クラプトンと結婚するに至った)[パティ]は一切出てこない。
たしかに、[パティ]はエリックに「レイラ」を書くインスパイアを与えた。
しかし、エリックにそのインスパイアを与えたのは、パティだけではなかったはずだ。
なぜか。
誰の心の中にも、(曲中の)[レイラ]は居るからだ。
そして、だからこそ、「レイラ」はヒットしたのだ。
(※以上の内容は記憶&意訳)
エンタメビジネスのターゲットは大衆だ。
そのセンターピンは彼ら(の内の特定層)から「共感を得ること」であり、有効なのは彼らの深層心理を「代弁すること」だ。
たとえば、かつてSMAPの「世界に一つだけの花」がヒットしたのは、彼らが「人は誰でもオンリー1であり、ナンバー1になれずとも十分!」と弱者の悲願を代弁したからだ。
更に遡れば(笑)、「東京ラブストーリー」が高視聴率を勝ち得たのは、赤名リカが「セックスしよう!」と元祖肉食女子(笑)の欲求不満を代弁したからだ。
80's〜00'sドラマ音楽ヲタ慈功(いつく ーはつめ推し)@kinki206
東京ラブストーリー伝説の名シーン
2018/09/20 19:36:38
リカの「ねぇ・・・SEXしよう!」
これ初めて見た時結構衝撃受けたなぁ〜🤔
あと「LoveじゃなくていいLikeでいいからさ
嘘でもいいそれでファイト出るからさ」ってセリフすごく共感する
振られた… https://t.co/eSyQKAOhGq
「『レイラ』がヒットしたのは、誰の心の中にも[レイラ]は居るからだ」。
「レイラ」でキーボードを弾いたボビー・ウィットロックさんのお考えは成る程だが、これは要するに、「『東京ラブストーリー』がヒットしたのは、どの女性の心の中にも[赤名リカ]は居るからだ」ということであり、然るに後年、「肉食女子」は流行語にもなり、市民権を勝ち得たのだろう。(笑)
ここで一句。(笑)
「エンタメビジネス道とは、普遍の真理を心得、その体現者を創り上げることと見つけたり」。(笑)
★2015年3月11日放送分
http://www.bs-tbs.co.jp/songtosoul/onair/onair_47.html
kimio_memo at 07:05│Comments(0)│
│テレビ