【邦画】「男はつらいよ 第8作 寅次郎恋歌」(1971)【第40期棋王戦第三局】渡辺棋王、当時の最善寄せの▲5二歩を敢行し、羽生挑戦者を3-0で退ける

2015年03月06日

【NHK】「あさイチ」小池栄子さん

【小池栄子さん】
「タフだな」とは自分では思います。
「何も怖くない!」というか、「(女優)一本で行く(ぞ)!」よりかは、(グラビアやバラエティなど)色んな方向からの球に当たりながらやってきたっていうのが、いつの間にか自分をタフな人にしたように思います。

(中略)

【有働由美子アナ】
タフって成れます?
(私なんか)何才になっても、やっぱりヘコんだりするので・・・。

【小池さん】
「タフに成る」っていうことは傷つく心に鈍感にはなっていくから、だから、多分、溜まって、爆発して泣いたりする時って、「大丈夫、私はこれは傷づかない!これも大丈夫、大丈夫!」と思っていたら、ある日、年に一、二度ですけど、「ああ、もう無理だ!」って崩れる時があるんですけど、それに麻痺しないようには気をつけないとな、と思うんですよね。

【井ノ原快彦さん】
じゃ、ちゃんと傷ついていった方が良いってこと?

【小池さん】
うん。
ちゃんと確認していかないと、心が頑丈になり過ぎて気づいたら、刺のある言い方を周りの方に、ストレス発散のようにしてたりとか。

【有働アナ】
耳がいたーい。

【小池さん】
「顔がキツくなったよ」とは、よくそういう時は身内には言われる。
そういう時に、「あっ!」って危険信号を感じたりとか。

【井ノ原快彦さん】
でもね、働く女性って今多いから、そういう悩みって、抱えている人は多いでしょうね。

【小池さん】
ちゃんと「辛い」って言える相手が、お友達でも仕事仲間でも居たら、息抜きしていかないと。
なかなか人間って、そんな強くないですものね。

タフに成ることは、傷心に自他共に不敏感に成ることと同義であり、その有無と程度を自他共に不断にフォローすることが欠かせない」、との小池栄子さんのお考えは成る程だ。
それもとりわけ、「自他共に」の「他」の箇所は成る程だ。
私たちは「他」の心を傷つけることが少なくないが、それには小池さんのように、「ストレス発散のように」と自覚してやっている場合もあれば、そうでない場合があり、殊に厄介なのは後者だ。
なぜか。
後者は、動機が無自覚なばかりか、しばしば叱咤激励など善意だからだ。

社会にはタフな人とそうでない人が混在し、また、タフな人もそれぞれレベルが違う。
かつて勤務したコンサルティングファームの行動指針は、"Think global, act local"だった。
多様な現代社会のあるべき行動指針は、"Think toughest, act individual"かもしれない。



★2015年3月6日放送分
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2015/03/06/01.html



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【邦画】「男はつらいよ 第8作 寅次郎恋歌」(1971)【第40期棋王戦第三局】渡辺棋王、当時の最善寄せの▲5二歩を敢行し、羽生挑戦者を3-0で退ける