2015年03月02日
【洋画】「シェルタリング・スカイ/The Sheltering Sky」(1990)
[ひと言感想]
パスカルは人を「考える葦」と説きましたが、人は、それもとりわけ私たち文明人は、「迷う石ころ」なのかもしれません。
私たちは良くも悪くも長く、しかも楽に生きられるがため、目の前の伴侶の愛をも試し、確かめなければ、今日を終われないのかもしれません。
「馬鹿」と同様、「迷い」も死ななきゃ治らないのかもしれません。
パスカルは人を「考える葦」と説きましたが、人は、それもとりわけ私たち文明人は、「迷う石ころ」なのかもしれません。
私たちは良くも悪くも長く、しかも楽に生きられるがため、目の前の伴侶の愛をも試し、確かめなければ、今日を終われないのかもしれません。
「馬鹿」と同様、「迷い」も死ななきゃ治らないのかもしれません。
【ナレーション/ポール・ボウルズさん】
人は、自分の死を予知できず、人生を尽きせぬ泉だと思う。
だが、物事は全て、数回起こるか起こらないかだ。
自分の人生を左右したと思う、大切な子ども時分の思い出も、 あと何回、心に思い浮かべるだろう。
せいぜい4、5回だろう。
あと何回、満月を眺めるだろう。
せいぜい20回だろう。
だが、人は、その機会を無限だと思う。
kimio_memo at 07:32│Comments(0)│
│映画