2015年02月20日
【邦画】「男はつらいよ 第5作 望郷篇」(1970)
[ひと言感想]
やはり、目的をないがしろにしてプロセス(手段)を志向しても、オンナにうつつを抜かすのが関の山なのです。
寅は、先輩渡世人の死を契機に人生を見つめ直し、「額に汗して働く」プロセスを志向した途端うつつを抜かし始めた訳ですが、これでは先輩も浮かばれません。
しかも、挙句に完全ノーマークでフラれた訳ですから、却って仇、悲劇です。
やはり、目的とプロセスの混同は、悲劇の到来確率を劇的なまでに高めるのです。
やはり、目的をないがしろにしてプロセス(手段)を志向しても、オンナにうつつを抜かすのが関の山なのです。
寅は、先輩渡世人の死を契機に人生を見つめ直し、「額に汗して働く」プロセスを志向した途端うつつを抜かし始めた訳ですが、これでは先輩も浮かばれません。
しかも、挙句に完全ノーマークでフラれた訳ですから、却って仇、悲劇です。
やはり、目的とプロセスの混同は、悲劇の到来確率を劇的なまでに高めるのです。