【第27期竜王戦第四局】糸谷挑戦者、逆転勝利の末、竜王位獲得に王手【洋画】「マーガレット・サッチャー 鉄の女の素顔/Margaret Thatcher-The Iron Lady」(2011)

2014年11月26日

【邦画】「紙の月」(2014)

[ひと言感想]
例えば、恋愛結婚の幸福度は、必ずしも見合い結婚のそれを超えません。
「自由の不自由」と言われるのは、人間は生来身勝手で、刹那的で、出鱈目な生き物だからです。
「行くべき所」の自由かつ積極的な選択が、必ずしも「行きたかった所」の到達や自己満足を、それも持続的な自己満足を約束せず、却って、「行くべき所」の不自由かつ消極的な選択が、結果的に「行きたかった所」の到達や持続的な自己満足をまま約束するからして、人生は何とも皮肉です。
人生は不自由を覚える位で、或いは、自由を求める位で丁度良いのかもしれません。


紙の月 DVD スタンダード・エディション
出演:宮沢りえ、池松壮亮
監督:吉田大八
ポニーキャニオン
2015-05-20




紙の月 (ハルキ文庫)
角田光代
角川春樹事務所
2020-08-07


紙の月 [DVD]
出演:原田知世、水野真紀、西田尚美、満島真之介、ミッキー・カーチス、冨士眞奈美、光石研
NHKエンタープライズ
2014-10-24



※ご参考/原作者角田光代さんの「紙の月」創作趣意述懐

【角田さん】
全ての横領事件って、全部ですよ、女が男に貢いでるんですよ。
男がギャンブル狂だったり何なりして、(男の方が)「金持ってこい!」って言って、(それに)女性が言うことをきくのがもうほぼ(全て)なんですね。
もしくは、女性がブランド狂みたいな感じであるか、なんですよ。
で、「(本当に)そうかなあ?」とまた思って、「女性が主導権を握って進んでいく恋愛って無いのかなあ?」と思って、そうです、主人公の彼女に主導権を持たせたかったんですね。
彼女がお金を使わされるんじゃなくて。

【浜田敬子さん(インタビュアー)】
自分のために使う。

【角田さん】
うん。
(恋人の若い)彼も綺麗に着飾らせて、自分のために使ってしまう。

【浜田さん】
「紙の月」の主人公は、やっぱり、逃げるわけですよね、夫から。

【角田さん】
うーん。あっ、それがね・・・

【浜田さん】
違う?

【角田さん】
違うんですよね。

【浜田さん】
「若い男性に行く」のは「逃げ」じゃない。

【角田さん】
うん。
「逃げ」ではないし「攻め」でもなくて、ただ、単純に恋に落ちてしまって、その恋にはすごいお金が必要だった。
そういう恋愛でしかなかった、というのを描いていたんですけど、今度映画になったじゃないですか。
映画になってみると、また面白いのが、「逃げ」でもないし、「恋愛」ですらもないっていうのかな。
彼女が本物の何かを見つけに行くための、お金が、ツールでしかないんですよね。
サナギの中に居た怪獣が、「どんなツールを使って外で出て行こうかな?」といっているようなものを拾い集めてきた感じで[・・・]パワーアップする毎に、夫も恋人も破壊していく、みたいな・・・。

★2014年12月21日放送「ザ・インタビュー /トップランナーの肖像」
http://www.bs-asahi.co.jp/interview/prg_061.html


kimio_memo at 07:33│Comments(0) 映画 

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【第27期竜王戦第四局】糸谷挑戦者、逆転勝利の末、竜王位獲得に王手【洋画】「マーガレット・サッチャー 鉄の女の素顔/Margaret Thatcher-The Iron Lady」(2011)