【邦画】「男はつらいよ 第41作 寅次郎心の旅路」(1989)【演劇】「抜目のない未亡人」

2014年11月10日

【第27期竜王戦第三局】森内竜王、見事「獣道」を往き切り、初勝利をあげる

[ひと言感想]
森内俊之竜王と糸谷哲郎挑戦者は、共に負けを覚悟していたという
彼らが交互にミスを大小繰り返しながら、最後まで希望を捨てず最善努力に励むさまに改めて人生の抽象を見、強烈に感動した。

今後、文明は益々進化するだろう。
そして、その恩典として、我々は益々「高速道路」に乗れるようになるだろう。
しかし、目的地に直通する高速道路は無い。
結局、我々は最後は「獣道」に降り、自らの羅針盤を頼りに道無き道を往かねばならないのだろう。
人生の励みとしての将棋の役割、存在意義は、未来永劫変わらないだろう。


★2014年11月6、7日催行
http://live.shogi.or.jp/ryuou/
http://kifulog.shogi.or.jp/ryuou/27_03/
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/27/ryuou201411060101.html



96手目、△4四金
16時50分過ぎの局面。残り時間は▲糸谷1時間6分、△森内46分。
終盤の読みに定評のある宮田六段が継ぎ盤を動かす。伊藤真五段が思わず「怖い」と声を上げた。示された手順は▲3三角△同桂▲同銀不成△5二玉▲4四銀成に△7六角の攻防手。▲3二飛成を防いでおり、▲7六同金には△7八と▲同玉△6七銀と迫れる。△6七銀からはどうやら先手玉が詰んでいる。7七で清算できると、△8五桂や△6五桂が飛車を通す絶好手になるのが大きい。
そこで、△7六角には▲4三銀と王手をかけるのがよい。次いで△6三玉▲7四金△7二玉と後手の飛車の利きを止めてから▲7六金と取れば▲8四桂からの詰めろなので先手が勝ちそうだ。糸谷は20分ほど考えている。
控室は森下九段、飯島七段、宮田六段、高浜女流3級の継ぎ盤、佐々木勇気五段、黒沢四段、室谷女流初段の継ぎ盤、青野九段、勝又六段の継ぎ盤と3面で調べている。

97手目、▲3三銀
17時20分、糸谷は長考して▲3三銀打とした。控室の本線だった▲3三角ではなかった。そして、席を立って激しくせき込む。緊張がピークに達しつつあるようだ。
これは△5一玉▲4四銀不成が詰めろではないといわれていた。▲4四銀不成以下△6七角成に▲4二金△6一玉▲4三角△7二玉▲8七角成と、と金を抜くと予想されている。
※局後の感想※
「▲3三角は嫌な感じがして」と糸谷。△同桂▲同銀不成に(1)△4三玉を示すが、▲4四銀成△同玉▲4五銀△4三玉▲5五桂△5二玉▲3二飛成△4二歩▲6三金△同金▲4四桂△6一玉▲4一竜で△7二玉は▲7一竜から詰み。しかし、5一への合駒も打てる駒が悪くて詰み。「そうか、詰みなのか」と糸谷。(2)△5二玉も▲4四銀成から勝ち筋。「読み抜けていましたね。寄るんですね。もっと▲3三角を掘り下げるのでした」と糸谷は反省した

113手目、▲9七玉
「あれっ、逆転しちゃったか」と宮田六段。検討は先手がよくなったという見解で進めていたが、△7七銀不成が詰めろ。先ほど記した▲8四桂△8二玉▲8三歩△9三玉▲8二角△8三玉▲7一角成のときに△8五桂打から先手玉が詰んでいるようだ。
※局後の感想※
▲8七同馬△同銀成▲同玉なら後手大変だった。「何も見えないですね。制約が大きいです」と森内。

※棋譜コメント(↓)から転載
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/27/ryuou201411060101.html


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