2014年08月27日
【洋画】「レインマン/Rain Man」(1988)
[ひと言感想]
私は39才で両親を亡くしました。
そんな私が今つくづく思うことの一つは、兄が居て良かったということです。
たしかに、私はかつて兄に劣等感を覚え、時に疎遠な間柄にもなりました。
しかし、血を分けた肉親が絶えていないことがもたらす安堵は、何物にも代え難いものがあります。
旅の果て、チャーリー(演:トム・クルーズさん)が、心が完全には通わない、自閉症の兄レイモンド(演:ダスティン・ホフマンさん)と別れることを拒んだのも、また、レイモンドが病院に帰ることと共に、弟チャーリーと一緒に居ることを純粋に望んだのも、詰まる所はこの「何物にも代え難い安堵」を互いに求めてのことでしょう。
「今、存在してくれていること」。
「時に心が通うこと。また、その確かな実感があること」。
肉親に求めるべきは、これで十分です。
私は39才で両親を亡くしました。
そんな私が今つくづく思うことの一つは、兄が居て良かったということです。
たしかに、私はかつて兄に劣等感を覚え、時に疎遠な間柄にもなりました。
しかし、血を分けた肉親が絶えていないことがもたらす安堵は、何物にも代え難いものがあります。
旅の果て、チャーリー(演:トム・クルーズさん)が、心が完全には通わない、自閉症の兄レイモンド(演:ダスティン・ホフマンさん)と別れることを拒んだのも、また、レイモンドが病院に帰ることと共に、弟チャーリーと一緒に居ることを純粋に望んだのも、詰まる所はこの「何物にも代え難い安堵」を互いに求めてのことでしょう。
「今、存在してくれていること」。
「時に心が通うこと。また、その確かな実感があること」。
肉親に求めるべきは、これで十分です。
kimio_memo at 07:08│Comments(0)│
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