【洋画】「クレイジー・ハート/Crazy Heart」(2009)【NHK教育】「団塊スタイル/古きよき音楽を今に」細野晴臣さん

2014年04月24日

【第72期名人戦/第二局】羽生挑戦者、踏み込むべきは踏み込み、再点検すべきは再点検し、開幕二連勝

[ひと言感想]
68手目、森内俊之名人の△4七馬との肉迫に、羽生善治挑戦者が▲5八金と守らず(→無用な安心願望を断絶し)、森内玉の急所の5三地点に▲5三銀成と踏み込み、逆肉薄したのは天晴のひと言でしたが、その後、森内玉を仕留める(83手目)▲6四飛の着手を急がず、予め十二分に脳内再点検したのは、山崎隆之八段の解説共々感心のひと言でした。
「得られる勝利を逃さない。得るべきプロセスを感情にまかせて端折らない」。
トッププロが勝利を多々得るのは、やはり然るべき訳がある訳です。


★2014年4月22、23日催行
http://mainichi.jp/feature/shougi/meijinsen/
http://mainichi.jp/feature/news/20140424k0000m040015000c.html
http://www.asahi.com/articles/ASG4R2RNMG4RUCVL00B.html



【山崎隆之八段】
大変複雑な局面ですが、どうやら(羽生挑戦者が次に指すであろう、83手目)6四飛車が「詰めろ」に成っている(→「勝ち」に成っている)と思います。
一見、(森内名人がその次に指すであろう)△7六銀が「詰めろ逃れろの詰めろ」に成っていそうで、ギリギリで怖い所ですが。

※「それを見極めるのに、羽生挑戦者はどれ位時間を使って考えそうか?」との長野アナの問いに対して

(羽生挑戦者は持ち時間をまだ2時間程度残しており)、もしはっきり詰む(と自分が思える)のであれば、ここが我々と違うところなんですけれども、結構何度も確認して、惜しみなく時間を使う(と思います)。
普通「(この局面は)はっきり詰んだ!」と思うと、そこで指してしまうんですけど、我々普通の人よりも確認作業を怠らないというのが、大体(羽生挑戦者の様な)トッププロに共通する点なので、しっかりここはたっぷりと(時間を)使うんだろうな、(具体的には、)1時間、30分以上は、(自分の頭の中では)詰んだ後もやっぱり何度も確認して、使うんだろうな、と思います。


kimio_memo at 07:53│Comments(0)TrackBack(0) 将棋タイトル戦 | -名人戦

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