2014年05月12日
【邦画】「華麗なる一族」(1974)
[ひと言感想]
所詮、華麗なる一族の長たる者、肉親の断絶は、一族の断絶に及ばないのでしょう。
ともあれ、一族が時代を超えるには、適宜肉親の情愛も超える必要がありそうです。
所詮、華麗なる一族の長たる者、肉親の断絶は、一族の断絶に及ばないのでしょう。
ともあれ、一族が時代を超えるには、適宜肉親の情愛も超える必要がありそうです。
【三雲祥一(演:二谷英明さん)】
万俵(大介/阪神銀行頭取)さん、(万俵)鉄平君のように意思の強い逞しい人が、どうして自殺なんて図ったんでしょうね。
【万俵大介(演:佐分利信さん)】
ご承知のように、鉄平は人一倍責任感の強い性格でしたから、阪神特殊鋼倒産の責任に加わり、三雲(元大同銀行頭取)さんにまでご迷惑をおかけした申し訳無さに尽きると思います。
【三雲】
それが原因なら、万俵さん、私の銀行家としての不明と、あなたご自身の企業的野望とが、鉄平君を死に追いやったと言えるのではないでしょうか。
【大介】
見方によれば、或いは、そう言えるかもしれません。
しかし、企業である限り、親子の間といえども、致し方ない場合もありましょう。
【三雲】
企業の発展の為には、肉親でも何でも、人間的なものを一切犠牲にし、置き忘れて良いものでしょうか。
人間を置き忘れてしまった企業というものは、いつかどこかで、必ず躓く時が来るというのが、私の信条です。
【大介】
三雲さん、阪神銀行がやがて、座して死を待つのみという状況に追い込まれるとすれば、統率者足る者は、手段を選ばず、隙あらば相手を取って食おう、と考えるのが当然のことでしょう。
【三雲】
鉄平くんの死は、この私でさえも、今なお堪え難い思いです。
ああいう立派な後継者を失われたあなたのご心中は、お察ししてなお、余りあるものがあります。
失礼しました。
kimio_memo at 06:48│Comments(0)│
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