2014年01月28日
【洋画】「明りを灯す人/The Light Thief」(2010)
〔ひと言感想〕
人や社会を明るくするのは、いずれの世も少しの知恵、そして、後世と未来の嘱望に基づく、自己犠牲を厭わぬ馬鹿力なのでしょう。
後世と未来に残すべきは、金よりも、仕事よりも、人よりも、良心かもしれません。
人や社会を明るくするのは、いずれの世も少しの知恵、そして、後世と未来の嘱望に基づく、自己犠牲を厭わぬ馬鹿力なのでしょう。
後世と未来に残すべきは、金よりも、仕事よりも、人よりも、良心かもしれません。
【ベクザット(アスカット・スライマノフさん)】
あんたの家の前の風車を見たよ。
発電量は?
【明かり屋さん(アクタン・アリム・クバトさん)】
いや、まだ何も。
完成すれば、2、3キロワットを。
【ベクザット】
私には分からん。
電気料金は高騰している。
生産者にも住民にも厳しい状況だ。
なぜそんなに高い?
【明かり屋さん】
私に名案が、名案だと思います。
この村に吹く風は弱いが、川向こうの渓谷の入り口なら風が吹いている。
そこに風車を設置すればいい。
うちのと違って、羽根を水平にすれば、もっと効果的だ。
ECEもいい。
【ベクザット】
ECE?
【明かり屋さん】
エネルギー変換効率。
あの一帯を風車で埋め尽くせば、谷全体の電力を賄うことができます。
【ベクザット】
すばらしい夢だ。
【明かり屋さん】
全部計算して、図面も描きました。
【ベクザット】
誰かに見せたかね?
【明かり屋さん】
見せました。
だが、バカだと思われた。
【ベクザット】
偉大な計画は、馬鹿げた提案から始まる。
面白いアイデアだ。
計画の実現に向けて、力になろう。
私を信じるか?
【明かり屋さん】
信じます。
kimio_memo at 06:52│Comments(0)│
│映画