2013年11月09日
【NHK】「さよなら川上哲治さん 打撃の神様と言われた男」杉下茂さん
たしかに、フォークボールは自分の決め球だったが、所詮「まやかしのボール」だ。
投手は、針の穴を通すコントロールが必要。
しかし、フォークボールでそんなボールが投げられるはずがない。
フォークボールは無回転だ。
左右に振れながら、ボールの気分で右へ左へ、ジグザグに落ちる。
投げたはいいが、どこに行くか分からない。
「行き先はボールに聞いてください」っていうボールで、当時捕手を何人も怪我させた。
だから、フォークボールで川上(哲治)さんを打ち打ち取っても、スッキリしなかった。
川上さんをど真ん中のストレートで打ち取れる投手になることが、自分のプロの目標だった。
しかし現実は、(打撃の)神様(と称された川上さん)に生意気にストレートだけでいったら、いつも三割台で打たれた。
勝ったのは中日が優勝した昭和29年だけで、「初球からフォークボールで行け」との監督命令に渋々従った。
その他は、カーブを放ろうが、何を放ろうが、全然ダメだった。
蛇に睨まれた蛙の様に、すくんで、ストレートがスーッといっちゃ、ゴンと打たれた。
(※上記内容は意訳&私の理解)
私が記憶している杉下茂さんのユニフォーム姿は巨人のコーチ時代のそれだけで、さすがに中日の投手時代のそれは無いが、当時杉下さんが「フォークの神様」と称されていたのは知っている。
その杉下さんが、自分アイデンティティとも言うべきフォークボールを、「打撃の神様」であり、かつ、不世出の好敵手であった川上哲治さんの霊前に「まやかしのボール」と切り捨てた。
プロはプロを知り、神様は神様を知る、ということだろう。
杉下さんの矜持に敬服すると共に、川上さんの冥福を祈念したい。(敬礼)
★2013年11月9日放送分
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