2013年03月25日
【洋画】「パリ、恋人たちの2日間/2 Days in Paris」マリオン(ジュリー・デルピーさん)(2007)
強く愛してくれた相手から愛が消えるのを見るのは、すごく辛い。
だから、別れの気配を感じると、自分から切り出す。
また一つ、ラブストーリーが終わりを迎えた。
愛してたのに。
どこかで偶然会っても、友達の顔で言葉を交わす。
そして、少しずつ互いを忘れていき、その内、ほぼ完全に忘れる。
いつも同じだ。
失恋しては、酔ってバカ騒ぎ。
誰かを忘れるため、別の男と寝て、数ヶ月が過ぎ、本当の愛を探し始める。
必死で愛を捜し求める孤独な2年間の後、彼こそ本物と思える人に会い、そして、また別れる。
でも、もう立ち直れないと思う瞬間が来る。
一緒に居る時間の60%イライラさせられても、彼無しでは生きられない。
毎朝、クシャミの音で起こされるとしても、他の誰かのキスより、彼のクシャミのほうがいい。
とは言え、その後、マリオンが実際、素敵な誰かのキスの代わりに、どうしようもない(?・笑)彼のクシャミで不快に起床すると、声を荒げ、時に殺意さえ抱くに違いない(笑)から、女は、否、恋愛は、本当にわからない。
恋愛は正に非常識と理不尽であり、然るに、辛くて愉しい。
「失恋を予感した時は自分から別れを切り出す」とのマリオンの考えは成る程であり、思考に富む。
失恋が辛いのは、これまで当然に得ていた強い愛を不意に喪失したこと以上に、それが消滅していく様に抗えなかったことに拠るのかもしれない。
失恋の契機は些細な喧嘩と相場が決まっているが、それは些細な日常、即ち、無防備な生き様にこそ人間の本性が顕れるからだ。
些細な喧嘩は恋愛の試練に違いないが、いい年の男女(笑)足るもの、相互理解と関係性向上の好機にしたいものだ。
kimio_memo at 07:19│Comments(0)│
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