【BS11】「本格報道INsideOUT/中曽根康弘元首相が語る2013日本国家の設計図」中曽根康弘さん【BS日本テレビ】「おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!」三本和彦さん

2013年01月17日

【観戦記】「第71期名人戦A級順位戦〔第30局の6▲谷川浩司九段△佐藤康光王将〕谷川、大きな2勝目」関浩さん

後手(佐藤王将)陣の最弱点に手がついた。
図で△9五同歩は▲9ニ歩△同香▲9三歩△同香▲7七桂でシビレる。
△9四銀は▲8六桂。
△7四銀も▲9四歩△同香▲8六桂だ。
もはや先手(谷川九段)の攻めは、筋に入ったといっていい。

淡白な棋士ならば、さっさと投げても不思議でない形勢だが、この期に及んでも、盤上に全力を注ぐ佐藤の姿に変わりはない。
ふがいない自分をしごいているようでもあり 無心で滝に打たれる求道者のようでもある。

(中略)

佐藤にも反撃の機会は巡ってきたが、それを逃して谷川の独壇場になった。
佐藤は意表の▲2三歩成(第4譜)に感心しすぎたのではないか。
過ぎた感心が後悔を生み、あたら反撃の好機を見逃したように思われる。

佐藤康光王将は、過日の第62期王将戦第一局でも、劣勢に心折れず、最後まで可能性を追求なさった。
そして、実際、逆転の可能性はあった

佐藤さんが「無心で滝に打たれる求道者」に窺えるのは、尤もだ。
求道とは真理の不断の追及だが、それは、眼前の可能性を見捨てずして初めて可能に違いない。



★2013年1月17日付毎日新聞朝刊将棋欄
http://mainichi.jp/feature/shougi/



kimio_memo at 11:01│Comments(0)TrackBack(0) 新聞将棋欄 

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