2012年10月29日
【政治】「米の新アジア戦略 アーミテージ&ナイ白熱討論」リチャード・アーミテージさん(元米国務副長官)
【春原剛さん(日本経済新聞社編集委員)】
(※聴衆に向かって)次の質問です。
「尖閣諸島に有事が起きた時、アメリカは日本を守ってくれると思うか?」
(中略)
【リチャード・アーミテージさん】
質問の仕方が良くない(=不適切)だ。
この表現では、日本に主体性が無い。
「アメリカは日本を守ってくれると思うか」ではなく、「アメリカは日本を守ると思うか」と質問すべきだ。
※上記内容はいずれも意訳(私の理解)
アーミテージさんの主張は尤もだが、日本人のこの「他力本願」思考は外交に限らない。
「部下は、目標を達成してくれるだろうか?」、「会社は、定年まで自分を雇用してくれるだろうか?」、「夫(or妻)は、終生自分を愛してくれるだろうか?」、「子どもは、死ぬまで面倒を見てくれるだろうか?」等々、枚挙に暇が無い。
私たちは、隙あらば、確実かつ可能な自力を棚に置き、不確実な他力に人生を委ねている。
たしかに、最強棋士の羽生善治さんの思考は「他力本願」だが、これは、「自力本願」を極めた果てのそれだ。
不確実な成果に憂慮し、自助の労を惜しんだ挙句、安直に依存するそれとは、訳も次元も全然違う。
私たち凡人は、終生叶わずとも、先ずは「自力本願」の極みを目指すべきだ。
※2012年10月27日大隈記念講堂で催行
http://www.nikkei-events.jp/hakunetsu/
「アーミテージ、ナイ両氏が白熱討論 早大で」
日本経済新聞社と早稲田大学ビジネススクールは27日、「米の新アジア戦略~アーミテージ&ナイ白熱討論」を大隈記念講堂(東京・新宿)で開いた。学生らがリチャード・アーミテージ元米国務副長官、ジョセフ・ナイ米ハーバード大教授と日米関係などを巡って活発に意見交換した。
会場には学生ら計800人が来場。「核の抑止力の有効性に疑問がある」との学生の問いにナイ氏は「核なき世界は長期的に目指すべきで、急げば戦争の危険を高めかねない」。アーミテージ氏は「米国は核弾頭削減に中国も関与させようとしている。一方的に減らすことはない」と答えた。
※2012/10/27 23:31付日経新聞から転載
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2702J_X21C12A0CR8000/
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