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2012年05月31日

【BSNHK】「パラリンピックを目指して 驚異の身体能力」デイブ・クラークさん(ブラインド・サッカーイギリス代表キャプテン)

ブラインド・サッカーのイギリス代表、デイブ・クラークは、会社の同僚たちとサッカーの試合に臨みます。

【デイブ・クラークさん】
ピッチの縦と横の長さを頭に入れて、慣れることが大切ですね。

【同僚A(マーク・ウェリングさん)】
一緒にプレーしても大丈夫かなと不安でしたが、キックオフから二分も経たない内に、みんな試合に集中していましたよ。

【同僚B(マーク・ウェリングさん)】
目が見えないのに周りの選手の動きを把握できるなんて、すごい才能です。
本当に驚かされました。

【デイブ・クラークさん】
目の見える人を相手に試合をすると、レベルアップに繋がるんです。
音のするボールさえあれば、サッカーはできます。

生まれた時から目の不自由なクラークは、なぜ周りの状況を認識することができるのでしょうか。

【デイブ・クラークさん】
私は、ボール、仲間の選手、相手チーム、ゴール、両サイドのフェンス、コーチなどの光景が頭の中で見えるんです。
それができないと、サッカーはできません。

クラークの脳は、耳から聞こえる情報をどのよううに処理しているのでしょうか。
ケンブリッジ大学のロドリ・クーサック博士に調べてもらうことにしました。

【ロドリ・クーサック博士】
MRIの中で、ヘッドフォンからの音を聞いてもらいます。
音源の位置や音程の変化などを聞き取る、簡単なテストです。
それで、脳のどの領域が反応しているか調べるんです。

脳の中の音を処理する部分が活性化される様子がわかるはずです。

【ロドリ・クーサック博士】
このようにスキャンするのは、私たちにとっても初めての試みです。

クラークの脳の画像です。
聴覚を司る領域のみが光っています。
これは予想通りの反応です。

【ロドリ・クーサック博士】
ここが聴覚神経です。
上の方が優れているようです。

ここで驚くべきことが起きます。
視覚の領域も反応し始めたのです。

【ロドリ・クーサック博士】
目の見える被験者に絵を見せた時と同じような状態です。

【インタビュアー】
予想外の反応ですか?

【ロドリ・クーサック博士】
ええ、驚くほど活発な反応ですからね。
通常、脳の知覚領域は、目や耳などと強く結びついています。
しかしクラークの脳は、視覚を司る領域が、目で見た映像ではなく、耳で聞いた音を処理するよう変化しているんです。

音を処理する能力こそ、クラークの研ぎ澄まされた感覚の秘密なのかもしれません。

【ロドリ・クーサック博士】
こうした研究は、私たちにとっても興味深いことです。

私は、これまでブラインド・サッカーという競技を知らなかった。
そして、そのことも手伝って、イギリス代表キャプテンのデイブ・クラークさんの脳構造、ないし、聴覚を視覚へ転化する能力に深い驚愕と思考を覚えた。

勿論、クラークさんのこの能力は、独自のポテンシャルと非常識な自助の賜物に違いない。
しかし、合理的な根拠も、また、クラークさんを冒涜する気も無いが、誰でも心底ソノ気になれば、そして、最善努力を尽くせば、クラークさんのレベルには到達せずとも、この賜物に与れるのではないか。

本来、人間の能力は、このように一つが駄目で(になって)も他でカバーできる、トータルで帳尻が合うようデザインされている、のではないか。
だから、「多芸は無芸」であり、「棋士は世事に疎い」のではないか。
私たちはもっともっと、人間の能力と可能性を信じ、ソノ気と最善努力に忠実であらねばいけない。



★2012年5月29日放送分
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/120529.html



オリンピックに続いて行われるパラリンピック。その発祥の地イギリスで、代表選手を目指すアスリートの脅威の能力に迫る。
義足のランナー、ステファニー・リードは陸上短距離競技のエース。16歳の時、事故が原因で右足のスネから下を切断しなくてはならなかった。右足だけに反発力の強い義足をつけるという左右のバランスが違う状態ながら、美しいフォームで走ることができる。
右半身に麻痺があるリズ・ジョンソンは平泳ぎの選手。ふだんは左側で、右側をカバーしながら生活している。しかし水中に入ると見事に左右対称の動きを見せ、好記録を連発している。
デイブ・クラークは生まれながらの全盲。銀行マンとして働き、ブラインド・サッカーイギリス代表キャプテンでもある。抜群の空間認識力を持ち、華麗にボールをコントロールしゴールを決める。
この他、車いすラグビーや馬場馬術を取り上げ、スーパーアスリートたちの早さ、強さ、華麗さの秘密を最新の分析技術を使って解き明かすとともに、叙情的な映像を使って彼らの能力をレスペクトしながら紹介する。


kimio_memo at 06:43│Comments(0)TrackBack(0) テレビ 

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