【洋画】「ワールド・オブ・ライズ/Body of Lies」(2008)【邦画】「天国からのエール」(2011)

2013年11月14日

【経営】「イノベーションのDNA 破壊的イノベータの5つのスキル」クレイトン・クリステンセンさん

P268
創造的発見に至るまでの道のりは当然険しいが、困難をはるかに超える見返りが得られる。
ものを生み出す行為は刺激に満ちており、新しい製品やサービス、プロセス、事業につながるアイデアを、一人で、または誰かの力を借りて生み出すのは、血湧き肉踊る体験だ。
もちろん、イノベーションが成功すれば、大きな経済的見返りが得られるが、イノベーションを起こすことで、お金では買えない心理的、感情的な満足感が得られる。
マイクロクレジット事業会社マイクロ・ベンチャーズの共同創設者であり、2010年フィリピン最優秀起業家のファイナリストに選ばれたマーク・ルイズも同じことをいっている。
ぼくは起業家だが金のためにやっているんじゃない。僕を動かしている原動力は、深い使命感と目的意識だ。新しい画期的な解決策をいますぐ必要としている問題がそこにあるのだ」。

マーク・ルイズさんのお考え
は尤もであり、同感だが、深い使命感と目的意識は、起業に限らず、ビジネスの、否、仕事の動機の根本かつ最たるに違いない。
なぜか。

先ず、目的意識だが、これが無い、又は、不明だと、もはやそれは仕事ではない。
何か事を為そうとしているのに、「なぜやるのか?」、「何の為にやるのか?」という意識が無い、又は、不明では、事を為せるはずが無い。
現在、企業の多くがイノベーションと縁遠いのは、否、利益と縁遠いのは、経営者は経営理念を忘れ、社員は「仕事の為の仕事」や「役所仕事」に没我していることが大きい。

そして、使命感だが、仕事の動機、即ち、「”その”仕事を自分がやらなければいけない理由」は、詰る所これ以外無い。
問題意識を、ひいては、目的意識を等しく持つ人は世にごまんと居り、それを実際に仕事として為し、かつ、対象顧客の肯定評価を得る(=対価を払っていただく)には、自他共に認める、勘違いと狂気と紙一重の使命感が最有力だ。
イノベーションは、否、仕事は、恋愛と同様(笑)、出会い頭の勘違いと狂気の為せる業に違いない。



イノベーションのDNA[新版] 破壊的イノベータの5つのスキル
クレイトン・クリステンセン
翔泳社
2021-10-18





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