2012年05月23日
【BSTBS】「SONG TO SOUL 永遠の一曲」The Supremes”You Can't Hurry Love”〔解説〕メアリー・ウィルソンさん
「恋はあせらず(You Can't Hurry Love)」は聴いた途端に気に入ったわ。
グルーヴ感があって、私たちの感性にあっていた。
ダンサブルでテンポも速く、分りやすい恋の歌だった。
10代を終え、20代の大人になった頃だったから、聴いてすぐ気に入ったわ。
ファンク・ブラザースのベーストラックを聴いた瞬間に、「いい曲」だと思った。
スプリームスの曲には時代的変遷があり、初期と後期では大きく異なるの。
デビューしたての頃は、子どもっぽくて、「Baby baby~」とシンプルだったけれど、「恋はあせらず」は違う。
グルーヴ感があるソウルフルな曲だったから、本当に嬉しかった。
この曲の歌詞は究極の歌詞じゃないかしら、人生の「知恵」を教える歌詞だから。
「愛はゆっくりと育むもの」という知恵よ。
こんなヘヴィなメッセージを、チャラチャラした感じのメロディで歌い上げる。
だから、色んな状況が浮かんでくるのよ。
例えば、母親が「恋はあせったらダメ!ちょっと冷静になって!」と諭しているシーン。
おばあちゃんになった私が、孫たちに恋愛指南をしているみたいよね。
人生の「知恵」は「真理」とも言えよう。
「人生の真理はヘヴィゆえ、他者にはチャラく伝承すべし」。
メアリー・ウィルソンさんのこのお考えは、尤もだ。
現に、私たちは、寅さんから「それを言っちゃオシマイよ」と、そして、バカボンのパパから「これでいいのだ」と教わっている。(笑)
娯楽のレーゾンデートルの最たるは「希望の授受」に違いないが、「人生の真理の理解伝承」も甲乙付け難いのではないか。
★2012年5月8日放映分
http://w3.bs-tbs.co.jp/songtosoul/onair/onair_63.html
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│テレビ
