2012年05月08日
【BSNHK】「BS歴史館/帝国憲法はこうして誕生したー明治・夢と希望と国家ビジョンー」伊藤博文さん
思いもよらないドイツ憲法の行き詰まりを見て悩む伊藤(博文)。
憲法を作ることの難しさを、こう綴っています。
「ある国の憲法をそのまま翻訳するのは、難しいことではない。
しかし、その国の政治の実態と共にこれを見なければ、本当の政治体制を知ることはできない。
憲法の良否得失を議論するは、実に寝食を忘るる心地にてそうろう」。
他をそのまま翻訳するのは難しくないものの、実態にそぐう形で機能させるのが難しいのは、憲法に限らない。
既出の方法論は全てそうだ。
だから、企業は競合他社の成功事例をそのまま真似しても上手くいかないし、女性は芸能人のダイエット法をそのまま真似しても長続きしない。(笑)
既出の方法論の内、そのまま翻訳し、実態にそぐう形で機能するものは皆無に違いない。
副作用の無い万能薬が存在しないように、いずれの方法論も完璧、万能でないからだ。
方法論とは、現状と目標の架け橋だ。
既出の方法論を実態にそぐう形で機能させたいなら、そして、目標に辿り着きたいなら、先ず、かつて”その”方法論がいかなる現状、良否得失の判断のもと案出、実行されたかを正確に理解する必要がある。
★2012年5月3日放送分
http://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20120503-10-07961
かつて憲法に日本中が熱く燃えた!その名は大日本帝国憲法。伊藤博文がドイツで見た日本の未来は?百花繚乱!庶民が書いた幻の憲法とは?近代国家に夢をかけた人々の物語。
武士の国から近代国家へ。明治維新から「大日本帝国憲法」誕生に至る20年間は、日本が初めて庶民から政治家まで、皆がゼロから“国家ビジョン”を考えた時代だった。西洋諸国に追いつくべく、伊藤博文らが考え抜いた、この国の形とは? 民衆から湧き起こった50を超える民間憲法の草案に描かれた、はてしない夢とは? 誰もが政治を真剣に考えた時代。現代人が失いかけている“国家ビジョン”の夢に命を賭けた人々のドラマ。