【フジ】「ボクらの時代」毒蝮三太夫さん【観戦記】「第70期名人戦A級順位戦〔第28局の2▲久保利明王将△郷田真隆九段〕悔やんだ一手」加藤昌彦さん

2011年12月30日

【BSNHK】〔邦画を彩った女優たち「さくら 民子 桐子 そして… 女優 倍賞千恵子」〕山田洋次さん

【ナレーション】
山田(洋次)監督は、倍賞(千恵子)さんが見せた何気ない演技を忘れられない、と言います。
それは、ビールで一息ついたお爺ちゃんにかけた一言。

(中略)

【山田洋次さん】
笠智衆さんの(「家族」の中で演じる)お爺ちゃんが、(あのシーンで)ビールを飲んで、「ああ、うまかぁ」って言うんですよね。

あの頃映画 「家族」 [DVD]
出演:井川比佐志、倍賞千恵子、笠智衆
監督:山田洋次 
松竹
2012-12-21


すると、「よかったね」って彼女(民子を演じる倍賞さん)が微笑む。
そういうアップが、とってもよかったですね。
「よかったね」っていう。
〔・・・〕
お爺ちゃんが「おいしい」って言う顔を見て思わず、「ああ、よかった」と思う瞬間はね、間違いなく、彼女は人生について肯定的だったろうなと思う。
長い旅っていうのは、基本的には辛いことばっかりなんですけどもね、まあ、言ってみりゃ、人間の一生もそうじゃないかと。
時々、そういう風に「よかったな」と思う、それも、自分のことじゃなくて、相手の人が、自分の愛する人が幸せな顔をしたんで、「ああ、よかった」と思うっていうかな、そういうことが何度かあれば、その人の人生っていうのは、そんなに悪くない。
そんなことをね、しきりにあのシーンを撮りながら、考えたもんですね。

「人生という長旅は、艱難辛苦が免れない。
極論すれば、『不幸の連続』だ。
しかし、そもそも幸福とは、『不幸の合間』、『不幸中の幸い』だ。
そして、『不幸の連続』は自然であり、だからこそ、幸福は『有り難い』。
当然、愛する人(他者)との出会いも『有り難い』。
ゆえに、愛する人が体験、感知した『不幸の合間』、『不幸中の幸い』を追体験、共感することは、『有り難い』幸福の極みに違いなく、人生を肯定する、即ち、人生という長旅を続ける一番の理由になる」。
私は、山田洋次監督のイイタイコトをこう解釈した。
人生を肯定するには幸福が欠かせないが、それには「有り難さ」を心得ること、「有り難さ」に鈍感にならないことが欠かせないに違いない。



★2011年12月11日放映分
https://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20111211-10-10615&pf=f



「男はつらいよ」で27年間さくら役を演じてきた倍賞千恵子。どこへ行ってもさくらさんと呼ばれることに苦悩しつつ、新たな役柄を見い出そうと挑戦し続ける姿を見つめる。

映画デビュー50周年を迎えた倍賞千恵子。「男はつらいよ」では27年間にわたり、さくら役を演じた。どこへ行っても「さくらさん」と呼ばれることに苦悩したという。そうした中で、挑戦し、演じたのが2人の女性。映画「家族」の民子役で懸命に生きる地方の庶民を、「駅 STATION」の桐子役で北海道の酒場を営む女性の孤独と切なさを表現した。寅さんシリーズが幕を下ろす中で、さらなる飛躍に挑む倍賞の姿を見つめた。


男はつらいよ〈シリーズ第1作〉 4Kデジタル修復版 [Blu-ray]
出演:渥美清、光本幸子、前田吟、倍賞千恵子
監督:山田洋次
松竹
2019-12-25


駅 STATION[東宝DVD名作セレクション]
出演:高倉健、倍賞千恵子
監督:降旗康男 
東宝
2015-02-18




kimio_memo at 08:10│Comments(0) テレビ 

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