2011年09月03日
【BSTBS】「グリーンの教え」鈴木亜久里さん
【鈴木亜久里さん】
この頃ね、ゴルフのレッスン通っているんですけど・・・
【石川次郎さん】
習ってるんですか、ハンデ9のくせに。
【鈴木亜久里さん】
いや、ていうか、ゴルフ(は)上手くなればなるほど、習った方が僕いいと思う。
【石川次郎さん】
すごい所に気がついてますね。
僕、その通りだと思いますよ。
【鈴木亜久里さん】
やっぱり、上手くなればなるほど、自分で「習いたくない」っていう気持ちもあったんですけど、でも、もう習ったら目から鱗のこといっぱいあるし、習わないと、(つまり、)自分で練習場へ一人で行ってゴルフを練習しているのは、下手を固めてるもんだな、と思って。
鈴木亜久里さんの「下手(へた)を固めてる」というお言葉は、成る程かつ同感だ。
そうなのだ。
人は、自分自身では、今の自分の下手さに気づき難いし、気づいても認めない。
そして、知らず知らずの内に、恥を上塗りするが如く下手さを上塗りし、固めてしまい、結果、一層気づき難くしてしまう。
物事が下手な人がえてして頑固なのは、人(他者)に忠言を求めず、自分の下手さを自分で固めた一てん末ではないか。
【鈴木亜久里さん】
他のスポーツは何をやっても(ミハエル・シューマッハより)オレの方が上手いんだけど、レースだけはアイツの方が上手かった。(笑)
これは、シューマッハさんの方が、鈴木さんより「下手を固めなかった」ということか。(笑)
鈴木さんの生来かつ終生と思しき「負けず嫌い心」に、感心感動した。
★2011年8月27日放送分
http://w3.bs-tbs.co.jp/green/bn72.html