【観戦記】「第70期名人戦A級順位戦〔第3局の1▲屋敷伸之九段△佐藤康光九段〕お帰りなさい」甘竹潤ニさん【BSNHK】「北欧から世界へ ABBA 時代が求めたハーモニー」ベニー・アンダーソンさん

2011年08月06日

【NHK】「ある少女の選択 18歳“いのち”のメール」田嶋華子さん、野口明子さん

野口先生へ
(七才で亡くなった野口明子さんの娘さんが描いた絵の)アルバムを見ました。
すごくすごく感動しました。
私は花園の女の子(の絵)が好きです。
どれも目が優しく描かれています。
私も七才の時に心臓がギブアップしてしまい、治療もできなくなり、もう父と母とさよならするのかと思いました。
でも私は、たくさんの人の力を借りて、命をつなぐことができました。
野口先生、お辛かったでしょうね。
たくさん涙を流したでしょうね。
ずーっと元気でいてくださいね。

野口先生へ
私にとっての呼吸器は体の一部で、自然体になっています。
私も心臓移植して、ドイツ人の四才の子と生きている感覚なので、命とか、生きるということに私の責任感みたいなものがあります。
これからも、私の思いや気持ちを素直に表現したいと思います。

〔卒業文集〕
心臓病で生まれた私は、病院の先生に、「長くは生きられないでしょう」と言われました。
心臓移植後、母は「10年目指しましょう」と言われたそうです。
あれから呼吸器を装着したけど、私は10年生きられて、18才になりました。
これから私は丁寧に生きることを目指していこうと思います。

野口先生へ
涙が出てしまいました。
またか・・・という思いでした。
私の今の心境は、早く腎生検が終わって退院して、また家で普通の生活に戻れることを願っています。
ふと、不安になってしまうこともあります。

野口先生へ
先生に心配かけたくなかったから、言わなくて済むのなら、どんなにいいかなと思っていました。
私の腎臓はとても悪い状態で、ギリギリで機能しているようです。
野口先生、この前私にメールで「ふわーっと大波を乗り越えましょうね」と下さりましたよね。
前田先生がふわーっと痛みも心も和らげてくれると思うから、おうちで診てもらうつもりです。
命は長さではないと思うのよ
どう生きていくかが問題だと思う。
私は自分で決めたのだから。
ふわーっと過ごすことができると思うから。
野口先生、「助けて」って言ってしまう時もあるかもしれません。
私は頑張るけど、先生、傍に居てね。

野口先生へ
大好きな海の傍まで行けたことが、とても嬉しかったです。
両親と楽しい思い出をたくさん作ることができました。
自然の風を感じたり、蝉が鳴いていたり、とんぼも窓ガラスに来て、楽しかったです。
緑の匂い、空気、木の匂い、海の匂い、優しい人のいい匂いを、私は忘れません。

野口先生へ
今日、肺の出血で、朝から急に呼吸が苦しくなって、怖くて、苦しくて、辛かったです。
先生、体って何が起こるかわかりません。
野口先生も体調に気をつけてくださいね。

華子さん
あなたを見ているとこんなにも体と精神が別々に働くことがあるのだなあと驚いています。
だって、あなたの精神活動は、健康な肉体を持っている人よりも、遥かに活発に、毅然として、凛として働いているのですもの。
頑張るとか頑張らない諦めたとか諦めないを超えたもの、ただ華子さんらしく生きるという言葉がぴったりなのですね。
大きな自然の流れの中に身を任せて、ということなのでしょうね。

野口先生
神様が私に色々な病気を与えてくれたことは恨んだりしてないよ。
与えてくれたから、沢山のいい人たちと出会えたもの。
先生は私に「頑張れ」とは言わなかった。
「ふわーっと乗り越えましょうね」と言ってくれました。
心が繋がっているから大丈夫なんですよね。
今日も明日も、最後まで、ふわーっと楽しくです。

野口明子さんがメールで田嶋華子さんへ仰っていたのは、その通りだと思った。
たしかに、華子さんの体と心は、別々に働いていた。
華子さんの精神活動は、健康な肉体を持っている人よりも遥かに活発に、毅然として、凛として働いていた。
それは、野口さんが追記なさったように、「自分らしく、大きな自然の流れに身を任せて生きている」表れや恵みに違いないのだろうが、「人生の有限さを真摯かつ不断に認識し、丁寧に生きている」表れや恵みでもあるのではないか。
もしそうなら、私の体と心が同期して働いているのは、「自分らしくなく、大きな自然の流れに逆らって、人生の有限さを真摯かつ不断に認識せず、粗雑に生きている」表れや罰かもしれない。

クローズアップ現代」に引き続き、感動した。
華子さんの冥福を改めて祈念すると共に、機会を見つけて、お父さまの喜八郎さんとお母さまの早苗さんの珈琲を賞味しにラッキー亀有2号店へ伺いたい。



★2011年7月22日放送分
http://www.nhk-g.co.jp/program/documentary/2011/052/index.html



kimio_memo at 06:28│Comments(0)TrackBack(0) テレビ 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
【観戦記】「第70期名人戦A級順位戦〔第3局の1▲屋敷伸之九段△佐藤康光九段〕お帰りなさい」甘竹潤ニさん【BSNHK】「北欧から世界へ ABBA 時代が求めたハーモニー」ベニー・アンダーソンさん