【BSNHK】〔邦画を彩った女優たち「岸恵子 わたしのままに」〕岸恵子さん【追悼】「一視同仁の人」行方尚史さん

2011年08月15日

【NHK】「虐待カウンセリング 作家柳美里・500日の記録」柳美里さん

なぜ、虐待は(親子間で)連鎖するのか。
虐待をする親は、子供の頃に、暴力や暴言、無視といった虐待を受けても、親から嫌われていると思いたくないため、「自分が悪い」と、怒りや悲しみの感情を抑え込みます。
その負の感情を溜め込んだまま親になると、知らず知らずの内に、それが子供に暴発。
虐待が連鎖するのです。

(中略)

「自分が育った家族という土壌と、そこと私が息子を育てる土壌というのが地続きではないんだということがわかった。
地続きだと思ってしまえば地続きなのかもしれないですけど、地続きではないんだという風に立ち止って歩き直すということができたような気がしますね」。(柳美里さん)

この前の日、学習塾の入塾試験があり、息子は不合格でした。
これまでなら感情的になっていた柳さんですが、今回は落ち着いていられたと言います。

「以前だと、割と『あ、何とかしなければ』という風に〔・・・〕思ってたんですけど、それならそれで『いいんじゃないかな』っていう〔・・・〕とりあえず肯定した上で『じゃあ、どうするんだ』と考える余裕というか、気持ちの糊しろが生まれたような気がしますね」。(柳美里さん)

柳美里さんの祖父は、幼児の尊父を虐待した。
美里さんの祖母は、幼児で継子の母堂を虐待した。
尊父と母堂は、幼児の美里さんを虐待した。
そして、美里さんは、幼児の我が子を虐待した。
美里さんは、尊父と母堂の協力で、子供を虐待をする習性が、「地続きだった」、つまり、「親子間で連鎖していた」のを思い知った。
美里さんが「地続きではないのがわかった」と仰ったのは、「地続きだった」事実と原因を思い知って生まれた希望に違いない。
希望は、絶望の事実と原因を思い知ることで生まれる。



★2011年5月15日放送分
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110313.html



ファミリー・シークレット
柳 美里
講談社
2010-05-07




kimio_memo at 06:34│Comments(0) テレビ 

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