【観戦記】「第69期名人戦七番勝負〔第7局の7▲森内俊之九段△羽生善治名人〕両者の形勢判断」上地隆蔵さん【音楽】「小田和正ドキュメント1998-2011」小田和正さん

2011年07月19日

【将棋/アプリ紹介】〔「i羽生将棋」アプリ・プロモーションイベント「教えて、羽生先生!iPhone/iPadで楽しむ将棋の色々〕羽生善治さん、遠山雄亮さん

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(※実戦でゴキゲン中飛車を採用するのに波がある件から)
(特定の)戦法は、やってみて自信がなくなるとやめてしまうが、また関心を持つと、やってみたくなる。(羽生善治さん)

凡人の私は、特定のソリューションで一度痛い目を見ると、そのソリューションに自信を無くす(=そのソリューションの可能性を肯定評価できなくなる、信じられなくなる)と同時に、そのソリューションにダメ出しをしてしまう、そのソリューションを完全否定してしまう。
しかし、非凡の羽生さんは、痛い目を一度痛い目を見、そのソリューションに自信を無くしても、そのソリューションにダメ出しをしない、そのソリューションを完全否定しない、結果、何かを契機に関心や自信が改めて持てれば、そのソリューションを躊躇無く再活用なさる、という。
ソリューションとは「引き出し」だ。
引き出しは多い方がいい。
羽生さんが強い一因は引き出しの多さだが、それは、引き出しを一度の痛い目で完全否定しない思考習性の賜物なのかもしれない。


三手詰の詰将棋は、(準備体操の)ストレッチ(のようなもの)として(よく)やっている。
五手詰や七手詰(の詰将棋)は、三手詰の延長線だ。(羽生善治さん)

「難問は基本問題の構成(組み合わせや積み上げ)であり、基本問題を疎かにせず、解決を励行することが、難問解決力を維持、向上させる重要かつ不可欠な習慣に他ならない」ということか。
凡人の私が基本問題をナメがちで、この習慣を欠いているのは、「基本問題と難問は別物」と誤解しているということか。


(相手の玉を)詰ます時は迷わないが、(自分の玉が)逃げる時は迷う。(羽生善治さん)

禿同だが、完全には解釈できない。
主観と客観の違い」ということか。


「上田初美女王」って言っても、「エリザベス女王」とは違います(笑)。(羽生善治さん)

羽生さんが笑顔でかくなる(オヤジ系のw)ギャグを仰るのを、初めて見た。
羽生さんは、とても自然で、楽しそうだった。
「そうですね」と一呼吸置いてからコメントを始める「棋士羽生善治」とは別人に感じた。
素顔の羽生さんを初めて見たような気がした。
嬉しさと安堵のようなものを感じた。


藤井猛九段から 「最近、若手は横歩取りとゴキゲン中飛車ばかりだ。みんな同じ戦法ばかりやってて、何をしてるんだ」とお叱りを頂戴した(苦笑)。(遠山雄亮さん)

過日の名人戦大盤解説会でよくわかったことがある。
藤井猛九段は直言家だが、そこにはたしかに愛がある。
そして、それは、棋理を探究し、将棋の発展を切望する心眼に基づく愛である、ということだ。
私は、遠山雄亮五段のコメントを拝聴し、このことが一層よくわかった。
私は、藤井さんを敬愛して止まない。



★2011年7月16日Apple Store Ginzaにて催行。
※羽生さん、遠山さんの言はいずれも意訳
http://www.famitsu.com/news/201107/16046941.html
http://chama258.seesaa.net/article/215338247.html
http://kifu.exblog.jp/16287469/



kimio_memo at 07:07│Comments(0) イベント 

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1. 羽生さんイベント@アップルストア  [ 即席の足跡《CURIO DAYS》 ]   2011年08月03日 22:46
すみません、ずいぶん経ってしまいました。 たいがーさんにまで先を越された・・・。 先日のアップルストア銀座で羽生二冠出演イベントに行ってきました。 早めに行き、最前列に段取り、最初からしっかり細かくメモ+写真撮影に励んでいたのだけど、途中でtwitterを覗い...

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