2023年08月

2023年08月31日

【ROUBAIX SL4】「落第脱出のヒント、今回も有効感大!」202308031荒川サイクリングロード修行結果

走行時間:2時間10分(+8)
走行距離:49.97km
平均心拍数:115bpm (-2)
平均ケイデンス:81rpm(-2)
平均速度:22.9km/h(-2.1)
最高心拍数:139bpm (-12)
最高ケイデンス:120rpm(+11)
最高速度:44.7km/h(-1.3)

中2日のインターバルを経ての修行である。
前夜、ファイナライズは叶わなかったが(涙)、7時間熟睡し、寝覚めとリカバリ感は中2日と思えぬ良さである。
原因に心当たりがないのが何とも残念で、睡眠の変数とその組み合わせの多様性&複雑性を改めて痛感。
ともあれ、修行する、しないにかかわらず、毎日こうありたい。(笑)

ROUBAIX SL4での出走である。
ポジショニング&ペダリングはノー違和感である。

最高気温は32度である。
前回と異なり湿度が低いのか、暑いは暑いが(酷暑ではなく)猛暑の範疇である。
風は思いのほか強烈(※レベル5弱)で、場所によっては15km/hを強いるが、熱風には至らない(助かる)。

重点取組の具現は、前回に続き、強風の割にマズマズである。
前回に続き、落第脱出のヒントを愚直に実行できている感がありこれが効いていると思われる。
ただ、相変わらずサイコンのチラ見は一定量あり(※殊、車速が上がらないアゲインスト下)、愚直の伸びしろ(?・笑)は残存間違いなし。
次回も愚直に実行&経過観察する所存。
持病の手のしびれと股ずれは無発症。
欠伸は1回。
前回より激減し、前回に続き睡魔も不襲来だが、睡眠負債は依然しつこく残存している模様(涙)

タイムは、アゲインストの往路が目標プラス1分の58分、フォローの復路が同じくプラス1分の48分、トータルが2時間10分である。
レベル5の強風下ではこんなものだろう(と思いたい。笑)。

帰宅直後の疲労感は酷暑並みに(笑)重篤。
相変わらず「発汗」&「オールアウト感」止まず。
強風下頑張り過ぎたのか、左膝に違和感(※痛みには至らない)。

就寝は22時半である。
0回のトイレ覚醒を経、7時間の熟睡である。
前日に続きファイナライズは叶わなかったが、前日にも増して寝覚めとリカバリ感は良い。
前日に続き原因に心当たりはないが。(苦笑)

恒例の翌日午前中の後遺症は非常に軽微である(※気づくと収束)。
寝落ちも皆無である。
現状の私の心身は、トイレ覚醒がなければ、ファイナライズは叶わなくとも7時間熟睡できれば必要十分に回復するようである。
睡眠の質が低位、かつ、非持続的だからトイレ覚醒するのか、はたまた、トイレ覚醒するから睡眠の質が低位、かつ、非持続的に堕すのか。
正解は依然不明だが、本件を直感的(笑)に読み解くに後者の可能性が高い。
ただ、その場合0回のトイレ覚醒は夏季修行ならではの脱水(近似?・笑)状態の賜物である可能性が高く、非夏季修行でいかに叶えるかが問題である。
非夏季修行に入る日はそう遠くない。
問題は死ぬまで山積である。(苦笑)

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【洋画】「ガス燈/Gaslight」(1944)

[ひと言感想]
人生の要は自信である。
自信の喪失は死と同義である。
自信の脅威は生存の脅威である。
自信の回復は蘇生と同義である。
自信は毀損と回復が同期してこそ。


ガス燈 [DVD]
出演:イングリッド・バーグマン、シャルル・ボワイエ、ジョセフ・コットン 
監督:ジョージ・キューカー
ファーストトレーディング
2011-02-15




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2023年08月29日

【邦画】「復讐するは我にあり」(1979)

[ひと言感想]
大人に成ることは、正直の扱いを心得ることである。
挫折し、偽善も覚え。
人生の最大の難事は正直に生きることである。


あの頃映画 「復讐するは我にあり」 [DVD]
出演:緒形拳、倍賞美津子、 小川真由美、清川虹子、三國連太郎
監督:今村昌平
SHOCHIKU Co.,Ltd.(SH)(D)
2012-02-22




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2023年08月28日

【GF01】「落第脱出のヒント、有効感大!」202308028荒川サイクリングロード修行結果

走行時間:2時間2分(-5)
走行距離:51.19km
平均心拍数:117bpm (-2)
平均ケイデンス:83rpm(+1)
平均速度:25.0km/h(+1.7)
最高心拍数:148bpm (+2)
最高ケイデンス:109rpm(-)
最高速度:46.0km/h(+0.1)

中3日のインターバルを経ての修行である。
前夜、ファイナライズを含め8時間寝たが、寝覚めもリカバリもイマイチである。(涙)
全身に筋疲労感があり、殊、大腿四頭筋とふくらはぎが如実である。
そもそも(睡眠負債に加え)筋疲労負債が在り、遂にデフォルト(?・苦笑)に至った感がある。
とはいえ、スケジュール的にスキップはあり得ず、決行の一手である(が、懸案、かつ、筋疲労負債の一番のソリューションである睡眠の質的向上、殊、ファイナライズの成功要因分析、を急がねば。汗)。

GF01での出走である。
ポジショニング&ペダリングはノー違和感である。
今回の出走で「要」チェーンの洗浄&注油である(が、最高気温がせめて32度を切らないと、屋外半日仕事ゆえ健康被害リスクが高い。幸い、チェーンオイルの浸透状態は素人目視では限界に達していないようなので、今回は例外としてあと2回分、800キロ走破後実施するか?)。

最高気温は予報ジャストの34度である。
空気そのものは32度くらいだが湿度が高い。
風は強め(※レベル4中)だが、湿気がそれを上回り、不快指数の高い環境である。

重点取組の具現は、強風の割にマズマズである。
落第必至(苦笑)のアゲインスト下もマズマズだったのは前回舞い降りた脱出のヒントの愚直な(笑)実行が大きい(感がある)。
とはいえ、愚直の程はまだ知れており、ややもするサイコンをチラ見する始末。
癖、それも悪癖を直すのは容易でないが、先述の通り効果は出、褒美は確か。
次回も愚直に実行&経過観察したい。
持病の手のしびれと股ずれは無発症。
睡魔は前回に続き不襲来だが欠伸が3、4回。
睡眠負債はしつこく残存している模様。(涙)

タイムは、前半フォロー、後半アゲインストの往路が目標プラス1分の52分、前半フォロー、後半アゲインストの復路がマイナス2分の46分、トータルが2時間2分である。
復路の46分は風の強さと向きをかんがみるに出来過ぎ(だが、少し嬉しい。笑)。

帰宅直後の疲労感は相変わらず重篤。
例によって「発汗」&「オールアウト感」止まず。
高湿が堪えたうえ、復路頑張り過ぎたか。

就寝は22時である。
0回のトイレ覚醒を経、7時間の睡眠である。
ファイナライズは不成功で、せめてあと30分寝たかったが、寝覚めとリカバリ感はそこまで悪くない。
恒例の翌日午前中の後遺症は軽めで、午後には収束。
寝落ちも皆無(よかった)。

現状、翌日の生産性を担保するには、睡眠の質が担保できない以上、量を、具体的には最低7時間以上の量を担保するのが良い、というか、それしかないのだろう。
では、どう担保するか。
8月も終わりにさしかかり、日の出が遅くなっているのは確かだが、5時には既出で、覚醒を強制する。
日中修行をしようとしまいと、当座22時に就寝するしかない。
結局、日中の高い生産性が早い就寝を可能にし、それがまた日中の高い生産性を可能にするのである。
人生も、企業経営と同様システムである。

kimio_memo at 12:00|PermalinkComments(0) ロードバイク | [乱文御免]荒サイ修行

2023年08月24日

【ROUBAIX SL4】「落第脱出のヒント、降臨!」202308024荒川サイクリングロード修行結果

走行時間:2時間7分(+2)
走行距離:49.70km
平均心拍数:119bpm (+1)
平均ケイデンス:82rpm(+1)
平均速度:23.3km/h(-1.1)
最高心拍数:146bpm (-3)
最高ケイデンス:169rpm(?)
最高速度:45.9km/h(+3.6)

中3日のインターバルを経ての修行である。
前夜、ファイナライズを含め8時間熟睡し、リカバリは十分である。
やはり、睡眠が質的に充足されると、翌日修行する、しないにかかわらずモチベ、挙句、生産性が間違いなく向上する。
大袈裟に言えば、人生満足が確実に向上する。
ファイナライズに成功した(笑)理由に依然心当たりはない(のは遺憾極まりないだ)がいつまでも「ない」ではしようがない。
悪あがき(笑)の仕方に良い、悪いがあるのか、それとも、そもそも日中の過ごし方に良い、悪いがあるのか等々、改めて網羅的かつ持続的に当たりをつけていきたい。

ROUBAIX SL4での出走である。
三週間ぶりの出走だが、ポジショニング&ペダリングに違和感はない。

最高気温は予報マイナス2度の32度である。
暑いは暑いし、路面からジリジリくるが、空気的には楽である。
前回、今夏最高の酷暑感を経験したのが効いている感がある。
人間はやはり、比較の生き物ではないか。
一旦取り下げた「酷暑(修行)慣れ」仮説は再俎上(?・笑)である。
風は強め(※レベル4強)で、鉄下駄泣かせ。

重点取組の具現は、アゲインスト下は相変わらず(苦笑)落第、フォロー下はマズマズである。
落第続きは情けないのひと言だが後半脱出のヒントが舞い降りた。(笑)
極力サイコンを見ず、天空とまではいかなくとも、進行方向の先(遠方)に視線を釘付けすると直進し易い(蛇行し難い)、ということである。
この理屈(笑)だと、フォロー下が凡そマズマズなのも合点がいく。
車速がアゲインスト下より格段に早く、サイコンを見る余裕がなくなるは、また、進行方向の先に視線を釘付けせざるを得ないは、だからだと。
このヒントは過去舞い降りた気がしないでもないが(笑)、降臨元の神に感謝し、当座努めて実行&経過観察したい。
持病の手のしびれと股ずれは無発症。
リカバリ十分のため(だろう)、前回襲来した睡魔は不襲来

余談だが、今回(真夏のピーカンの)天空を改めて凝視し、その清々しさ、生々しさに改めて感動した。
殊、雲は形状と動きが個々人間以上に十人十色で、見惚れるばかりだった。
人間、殊、現代人はスクリーンよりもっと空を、雲を見るべきである。

タイムは、前半フォロー、後半アゲインストの往路が目標プラス1分の56分、前半フォロー、後半アゲインストの復路が同じくプラス1分の48分、トータルが2時間7分である。
強風の中、落第脱出のヒントに恵まれ、不問。(笑)

帰宅直後の疲労感は重篤である。
「発汗」&「オールアウト感」止まずである。
やはり強風に抗うと、酷暑でなくとも疲労倍増である。

22時の就寝である。
1回のトイレ覚醒とファイナライズ(!)を経、8時間の睡眠である。
量的に「あと小一時間寝たい」感があったが、質的には十分である。
しかして、寝覚めはイマイチな一方、リカバリ感は良好である。
恒例の翌日午前中の後遺症は直近最低で、寝落ちは兆しさえなかった。
ファイナライズの謎解きの旅(?・笑)に躊躇はない。

kimio_memo at 12:00|PermalinkComments(0) ロードバイク | [乱文御免]荒サイ修行

2023年08月23日

【人間】「習慣と脳の科学-どうしても変えられないのはどうしてか」ラッセル・A・ポルドラックさん

P147
第5章 自制心ー人間の最大の力?

意志力の盛衰

「なぜライフスタイルを改善できないのか」と尋ねられたとき、人々のもっとも一般的な答えは「意志力が弱いから」である。意志力についてのこうした考えは、医療従事者にまで及んでいる。ある研究によれば、体重過多や肥満の人を担当している栄養士には、体重の問題の主な原因は意志力の欠如だと考え、個々の患者の意志力がどの程度かを判断し、それに合わせて個別にアドバイスをしているケースがあるという。一般的に、人は「意志力」という言葉から、欲しいものを我慢し(たとえば、デザートのおかわりを断る)、面倒だがやらなければならないことをする(たとえば、ジムに行く)といった自制心のことを思い浮かべる。長いあいだ、「意志力の強い人」とは、タバコを吸いたい気持ちを抑える、ケーキではなくニンジンを選ぶなど、目下の衝動を断つのが上手な人だと思われてきた。しかし、この考え方が誤りであることを示す研究結果が増えている。

前の節では、自らの行動を抑制する能力を測ることを目的としたストップシグナル課題を紹介した。もし、この種の抑制が意志力に不可欠であるならば、ある人が目下の衝動を止める能力は、本章の前半で取り上げたような自記式調査法で測定される自制心の測定値と関係があると予想される。筆者らは最近の研究で500人以上の反応抑制能力と自制心を測定した。ストップシグナル反応時間(被験者が行動を停止するまでの時間を数値化したもの)とこの章の最初に挙げたような質問に基づいて算出した自制心の測定値の相関を計算したところ、ほぼ無関係であることがわかった。また筆者らは、多くの異なる測定方法について、実行制御を測定する課題と自制心を測定する調査のあいだにほとんど関係がないことを明らかにした。他の研究者による多くの研究も同様の結果を得ている。この関連性のなさから、これらの基本的な抑制機能の違いが、人々の自制心の違いの原因になっているとは考えにくい。

自制心が強いと思われる人は衝動を抑えるのが得意なのではなく、そもそも自制心を働かせる必要性を回避することが得意であるようだ。そのことを示したのが、欲求、目標、自制心の関係を「経験サンプリング法」と呼ばれる方法で調べたウィルヘルム・ホフマンらの研究だ。この研究では、被験者208人にブラックベリーの端末を配布した(この研究は2011年頃に実施された)。この端末には一日を通じて数時間ごとに合図が送られるので、被験者はその度にその時点で経験していることを報告しなければならない。被験者は、その時点で欲求を感じているか、あるいは過去30分以内に欲求を感じたかどうかを報告する。欲求を感じた場合は、その種類を報告し、その欲求の強さを「1」(まったく感じない)から「7」(抵抗できない)までの尺度で評価する。さらに、欲求に抵抗しようとしたかどうか、その欲求と自らの目標とのあいだにどの程度の葛藤を感じたかなど、さまざまな質問に答える。被験者は、この章で前述したような自制心に関する調査項目にも回答した。

ホフマンはすべてのデータがそろったところで、被験者が報告した自制心のレベルと経験サンプリングで記録されたさまざまな側面との関係を調べた。もし自制心の役割が「目標を達成するために欲求を抑えること」であるならば、自制心の強い人ほど目標との葛藤を多く経験し、頻繁に衝動に抗っているはずだ、しかし、結果はまったく逆であった。自制心の高い人は低い人に比べて葛藤が少なく、欲求に抗う回数も少なかったのである。さらに、自制心の高い人は概して欲求を経験する頻度が少なく、感じている欲求の程度も弱かった。

ペンシルバニア大学のブライアン・ガラとアンジェラ・ダックワースによる研究は、自制心が高い人ほど、逆説的に自制心を使う必要性が低いように見える理由の一つを示している。それは、これらの人々は良い習慣を身につけるのが得意であるということだ。ガラとダックワースはこのパラドックスを検証するために、まず大勢の人々の日々の習慣(間食や運動など)と自制心のレベルを調査した。予想通り、自制心の高い人ほど運動量が多く、健康的な間食を摂っていることがわかった。だが興味深いのは、自制心の高い人は運動や健康的な食事をより習慣的に行っていたと報告していたことだった。つまり、何も考えずに自動的にそれを行っていたのだ。ガラとダックワースは、自制心の効果は良い習慣によってもたらされやすいことも発見したーー自制心が高いと良い習慣をつくりやすく、結果として、努力を伴う自制心を発揮する必要性も減るからだ。同様の結果は、学業成績と学習習慣に関するいくつかの研究でも見られた。だがおそらくもっとも興味深い発見は、被験者132人が五日間の集中的な瞑想合宿に参加する様子を追跡調査した研究から得られたものだ。ガラとダックワースは合宿の開始前に被験者の自制心を測定し、三ヶ月後に瞑想を習慣化していたかどうかを追跡調査した。その結果、自制心が高い人ほど合宿後に瞑想の習慣を身につけており、瞑想を自動的に行えるようになったと感じていたことがわかった。

この調査は、意志力は期待されるほど大きな働きをしていないことを示している。次章では、特定の習慣を変えるのがきわめて難しい理由について考察する。また、意志力が人々の直感的な考えに反して習慣の形成においてたいした役割を果たしていないように見えることについても説明しよう。

「自制心の強い人が得意なのは、『衝動を抑制すること』ではなく『自制心の試練を最小化すること』、挙句『衝動の発生余地を最小化すべく、良い習慣の創造に絶えず貪欲であること』」。
ラッセル・A・ポルドラックさんの自制心論は尤もだが、自制心の強い人が本当に貪欲なのは「良い習慣の『創造』」以上に、「良い習慣の『維持』」ではないか。
というのも、良い習慣ほど絶えず反故、廃案のリスクに晒されているからである。
結局、習慣は目的を達成する手段である。
現代は「スイーツは別腹」とか「自分へのご褒美」等々(苦笑)、不合理かつ身勝手極まりない言い訳がまかり通っている。
自制心の強い人は目的と手段を合理的に策定でき、かつ、達成にすべからく貪欲である人、更には、挫折を許せない人ではないか。



習慣と脳の科学――どうしても変えられないのはどうしてか
ラッセル・A・ポルドラック (原著), 神谷之康 (監修), 児島修 (翻訳)
みすず書房
2023-02-24




kimio_memo at 07:33|PermalinkComments(0) 書籍 

2023年08月22日

【医療】「60歳うつ」秋田巌さん

P128
第三章 生活習慣と回復後の生き方

精神科医療の奇妙な文化

当時の私のような若輩者の医者であっても、懐かしく感じてお手紙をくださるように、精神科医は患者さんの支えになっています。私がいい人という意味ではなく、精神科医はいい人が、感じのいい人が多いのです。

診療分野の性質上、患者さんの生活や心の動きに分け入っていきます。感じの悪い人には入ってきてほしくないですから、感じのいい人が多いのは当然でしょう。

また、投薬やカウンセリングなどを通して、時間をかけて患者さんを支えている、というような感覚もあります。

支えているような気分になれる、というと皮肉でしょうか。

患者さんのほうでも、精神科医は優しく接してくれる、精神科医に支えてもらっている、人生を共に歩んでくれている、という感覚はあると思います。

例えば、同じ精神科医でも、5分間診療ではなく長く話を聞いてあげる医者もいます。そうすると、「本当にあの先生はよく聞いてくださるし、支えてくださる」となります。

しかし、その関係性はある真実を見逃しています。こうした寄り添う診療で、知らず知らずのうちに、依存させてしまっているということがあるのです。

医者のほうは、頼られると、何かやれている気になりがちですが、そもそも頼られてはダメなのです。

優しくて感じのいいお医者さんが聖人に見える人もいるでしょう。でも私は時々、そんな人が半分、悪魔に見えることもあります。

やはり健康は自主管理。患者さんが、自分で人生を切り拓いていく。その「助け」以上のものになっては、だめなのだと思います。

そうすると、精神科医は弧度に苛まれるでしょう。何しろ、患者さんと共に歩むことを拒むわけですから。つまり孤独に耐える力が、精神科医に要求されることになります。


私の師匠の一人、アドルフ・グッゲンビュール=クレイグ博士が、「我々の分析家という仕事は、売春婦の仕事に似ている」と発言したもので、轟々たる非難を浴びました。ですが、それは的を射ていると思います。

分析家のみならず、精神科医は、患者と友人でもなければ、恋人同士でもない。夫婦でもなければ、家族でもない使い捨てにされることを厭っては、だめなのです。いやむしろ、積極的に使い捨てにされる仕事であることを、引き受けるべきなのです。

脱線しますが、グッゲンビュール先生は、とても変わり者、かつ、賢者でした。私は、「ゴッキンゲルゲル・ゴキ博士」をSNS上では名乗っていますが、これは「グッゲンビュール」からとったものです。

当院はだいたい2~3週間待ちです。藤川(徳美)先生のふじかわ診療内科クリニックもそれくらい。でも半年待ちとか、下手したら1年待ちのクリニックもあります。新患をとらないところもあります。ずっと薬をもらいに、ずっとカウンセリングに、既存の患者さんが通うからです。そういうところは得てして「高評価」であったりします。

本来だったら、診察をして治療をしたら治って、どんんどん患者さんが入れ替わっていくことのほうがよいことであるはず。しかし、この「高評価」の空間に通ううちに、60歳の転機を自分の問題として真正面から捉えるとか、自分の人生についてもう一度考えるとか、そういう大事なことに気がつかないままになってしまいます。

一応、口では「自分のことをしっかり見つめて、がんばっていきましょう」というようなことは言うでしょう。でも、薬に依存しながらではそれは無理なのです。

医者は、「1剤くらいだったらいいだろう」「これくらいなら問題ないだろう」と考えます。患者さんは、「ほんのちょっとしか飲んでないし、あの先生はいい先生だから」と、それですべて完結してしまいます。製薬会社も大満足です。新しい知見も、本質的な視点も、入り込む余地がありません。

人間は甘く、弱い生き物である。
ややもすると「誰か」に頼りっぱなしである。
人間は根本的に依存症である。
そのさまは寄生虫に似て、究極離別不能なばかりか、相手を道連れにする。

依存症を発症した人は、背景こそ十人十色だが、そもそも孤独でも生きられる術、ないし、気概を持っていない、もしくは、何かで失ってしまっている、点で等しい。
「人間、依存症を発症してナンボ」と開き直るのも人生だが、それが無理なら「使い捨てにされる」恐怖への耐性を育み、孤独でも生きられる術と気概を担保するしかない。



60歳うつ (PHP新書)
秋田 巌
PHP研究所
2023-02-17




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2023年08月20日

【GF01】「今夏最高の酷暑感&久しぶりの睡魔襲来で、重点取組はまたも散々」202308020荒川サイクリングロード修行結果

走行時間:2時間5分(-5)
走行距離:50.92km
平均心拍数:118bpm (+1)
平均ケイデンス:81rpm(+1)
平均速度:24.4km/h(+1.0)
最高心拍数:149bpm (+10)
最高ケイデンス:102rpm(-4)
最高速度:42.3km/h(-5.1)

中3日のインターバルを経ての修行である。
前夜7時間睡眠し、リカバリは「基本」無不安である。
「基本」と付したのは、無論(笑)完全ではないからである。
というのも、ここのところ睡眠が質的に怪しいからである。
質的な怪しさの近因はファイナライズの悪さである。
前回の修行当夜もそうだったが、何時に就寝しようと日の出時分(※5時頃)に目覚め(てしまうこと自体は必ずしも悪くないのだが)、二度寝に奮闘努力(笑)するも実らない。
奮闘努力するのは心がリカバリ不全を叫んでいる(笑)からだが、体が一向に応えてくれない。
量的に十分(※7時間以上)であれば諦めもつくが、ここのところ連日十分でなく、余計に奮闘努力、否悪あがき(笑)してしまう。
諦めの果ての寝覚め、および、リカバリ感は先述の通り悪くないが、心は正直であり、その叫びが体に現れるのもそう遠くない気がする(し、実際当日現れた。涙)。

GF01での出走である。
ポジショニング&ペダリングはノー違和感である。

最高気温は34度である。
風は荒サイ的には普通(に強い、レベル4中。笑)である。
体温と同値の予報を2度下回ったのは助かったが今夏最高の酷暑感である。
兎に角、空気そのものが熱く、加えて、(現に露出している)膝下を主に肌がジリジリ焼けている感がある。
真に、そして、心(しん)に弱虫ペダラー泣かせの修行環境である。
「酷暑(修行)慣れ」仮説は一旦取り下げである(苦笑)

重点取組の具現は、例によって(?・笑)フォローの復路はマズマズだが、往路は前回とは別な原因で散々である。
久しぶりではあるが、中盤以降酷暑と強風に抗いつつ睡魔に襲われ、数回寝落ちした(感がある)からである。
睡魔に襲われた原因に熱中症も考えられるが、だとすると、より身体が高温下(←被高負荷)しているはずの往路に襲われなかった説明がつかない。
根因は先述のリカバリ不全と思われる。
やはり、心は正直であり、適宜適切に応える必要がある。
持病の手のしびれと股ずれは無発症。

タイムは、アゲインストの往路が目標プラス1分の51分、フォローの復路がマイナス1分の49分、トータルが2時間5分である。
寝落ち(でしているはず)のタイムロスを、最終盤、限界感を堪能(笑)しつつ些少挽回した感があり、少し嬉しい。

帰宅直後の疲労感は重篤である。
殊、ふくらはぎが如実である。
「オールアウト感」は勿論、「発汗」も当然止まずである。
ちなみに、食後の体重測定は前日比マイナス2キロである。
修行後の体重減少は夏季でもせいぜい1.5キロ(※体重比2.5%)だったが、今回は初の3%である。(汗)
今後、今回のような酷暑感の苛烈な時は、(往路完走後の)トイレ休憩時の水分補給を1.5倍に増量する。

細君の協力もあり、21時の就寝である。
0回のトイレ覚醒を経、8時間の睡眠である。
量的には十分だが、またしても5時起き→ファイナライズ失敗で、質的に怪しい。
寝覚めとリカバリ感はこれまたそう悪くないが、やはり心はリカバリ不全を叫んでいる。
恒例の翌日午前中の後遺症は低位だが、2、3回寝落ちしかけた。
正直な心にいよいよ適宜適切に応えるべきだが、実際どうしたら良いものか。

kimio_memo at 12:00|PermalinkComments(0) ロードバイク | [乱文御免]荒サイ修行

2023年08月16日

【GF01】「強アゲインストにDNFよぎる。『精一杯』は要注意」202308016荒川サイクリングロード修行結果

走行時間:2時間10分(+9)
走行距離:50.74km
平均心拍数:117bpm (-5)
平均ケイデンス:80rpm(-3)
平均速度:23.4km/h(-1.7)
最高心拍数:139bpm (-5)
最高ケイデンス:106rpm(-6)
最高速度:48.4km/h(+3.0)

中5日のインターバルを経ての修行である。
ロングインターバルは基本、天候不順に因るものである。
特に、ピーカンが一瞬にして曇天→豪雨化するのである。
兆候は前回も見られ、帰宅しクールダウン体操(笑)を始めた途端雲行きが怪しくなり、部屋に戻ると窓の外は豪雨だった(が、幸い15分程度で止み、その後恒例のストレッチ目的ウォーキングに行けた)。
私は、化石燃料由来の地球温暖化には懐疑的だが、天候不順の増加(傾向)は肯定的である、というか、修行者(笑)としてこのように肌で困って(?・苦笑)いる。
とはいえ、本件は完全専門外で、鎮静(?)を神に祈るしかない。
ロングインターバルに加え前夜8時間マズマズ睡眠でき、リカバリに不安は無い。

GF01での出走である。
ロングインターバルを経るも、ポジショニング&ペダリングに違和感は無い。

最高気温は予報マイナス2度、久しぶりに四捨五入で40度に届かない31度である。
「酷暑(修行)慣れ」仮説はやはり満更でもないようで随分楽である。
とはいえ、風は突風混じりで強烈(※レベル5中)で、修行自体は楽でない。

重点取組の具現は、強アゲインスト、かつ最終盤DNFがよぎった往路は前回に続き散々、前半強フォローの復路はマズマズである。
往路は13km/hもの最低時速を叩き出し(苦笑)、風に抗うことで精一杯の有り様である。
手のしびれが些少ながら持続的に発症したのは、例によって(苦笑)、抗う余りポジションが過剰前傾になった所以だろう(※フォローの復路は無発症)。
何事も「精一杯」は片手落ちになりがちであり、要注意である。
股擦れは無発症である。

タイムは、アゲインストの往路が目標プラス1分の59分、前半フォロー、後半アゲインストの復路がプラス2分の48分、トータルが2時間10分である。
レベル5中の強風に抗った割にそこまで酷くなく、意外かつ些少安堵。

帰宅直後の疲労感は「やや」重篤である。
気温的に楽だったものの、「発汗」止まずである。
気温的に楽でなかったら、疲労感は「完全に」重篤、そして、「オールアウト感」止まずだろう。

細君の協力もあり、22時の就寝である。
0回のトイレ覚醒を経、7時間の熟睡である。
「あと1時間熟睡したい」のが本音だったが寝覚めとリカバリ感は悪くない。
しかし、良くはなかったのだろう、恒例の翌日午前中の後遺症は基本低位で、午後には収束したが、午前中2、3回寝落ちしかけた。
何事も本音は正しく、要肯定、対応である。

kimio_memo at 12:00|PermalinkComments(0) ロードバイク | [乱文御免]荒サイ修行

2023年08月10日

【GF01】「秋の空気感と直近最良の重点取組」202308010荒川サイクリングロード修行結果

走行時間:2時間1分(-3)
走行距離:51.0km
平均心拍数:122bpm (-)
平均ケイデンス:83rpm(-1)
平均速度:25.1km/h(+0.6)
最高心拍数:144bpm (-)
最高ケイデンス:109rpm(-2)
最高速度:45.4km/h(-0.2)

中3日のインターバルを経ての修行である。
前夜、9時間熟睡し、リカバリは無問題である。
睡眠負債も一層減債した感がある。
9時間は出来過ぎ(?・笑)として、8時間超の睡眠は確実にリカバリをレベルアップさせる。
日の出の早い夏場は、いつもにも増して要早寝である。

GF01での出走である。
ポジショニング&ペダリングはノー違和感である。
加えて(いつもの)酷暑感&秋の空気感である。
季節、そして、時の移ろいは人を待たない。

最高気温は33度である。
風はやや強め(※レベル4中)である。
秋の空気感はピーカンの河川敷にはないが、堪えられる暑さ、修行環境である。
前日、中村大輔博士の著書を読了したが「酷暑(修行)慣れ」仮説は満更でもなさそうである。



重点取組の具現は直近では最も良い出来である。
アゲインスト下も割りと蛇行せずに済んだ。
勝因(笑)の一つは風がそれほど強くなかったことに違いないが、もう一つは睡眠負債の残債が危険水域(?)を下回り、結果、リカバリが一層好循環し、かつ、最中の寝落ち&あくびが解消し(重点取組への心身集中が高まっ)たことではないか。
持病は手のしびれ、股擦れ共々無発症。

ちなみに、往路のゴール(新砂)付近は、翌日の江東区花火大会の準備で賑わっていた。
区民席、ならびに、有料席として堤防の芝生(※緩斜面)にはビニールシートが、川沿いの芝生(※平地)には(折り畳み)イスが、また場所によっては、テーブルが設置されていた。
テーブルまで設置されていたのは有料団体席なのだろうが、テーブルやイスを用意している花火会場はお初である。
私のような大荷物(ビール満載のクーラーボックス。笑)持参者は堤防の芝生席か川沿いの団体席を選ぶ一手で、川沿いのイス席は帯に短し(?・笑)だが、観客満足度を意識していると思しき江東区の本取組は感心の一手である。



タイムは、アゲインストの往路が目標プラス2分の52分、フォローの復路がプラマイゼロの48分、トータルが2時間1分である。
久しぶりにトータルが2時間を切る勢いで、重点取組共々上出来である。

帰宅直後の疲労感はやや重篤である。
「オールアウト感」止まずは免れたが、「発汗」止まずである。
上出来な重点取組&タイムの代償の可能性大である。(笑)

細君不在につき(?・笑)、22時の就寝である。
1回のトイレ覚醒を経、8時間の熟睡である。
寝覚めもリカバリ感も良好である。
恒例の翌日午前中の後遺症も低位で、午後にはアウトオブ意識である。
やはり、「今日の疲れ、今日のうちに」である。(笑)

kimio_memo at 12:00|PermalinkComments(0) ロードバイク | [乱文御免]荒サイ修行

2023年08月08日

【洋画】「シェルブールの雨傘/The Umbrellas of Cherbourg」(1964)

[ひと言感想]
たしかに時は全てを解決し、保留を許さない。
幸せは成るものではなく思うもの、思い込むものである。


シェルブールの雨傘 デジタルリマスター版(2枚組) [DVD]
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ニーノ・カステルヌオーヴォ
監督:ジャック・ドゥミ 
Happinet(SB)(D)
2009-07-17




kimio_memo at 07:06|PermalinkComments(0) 映画 

2023年08月06日

【GF01】「風は前回ほど強くないのにアゲインストの重点取組は前回同様落第」20230806荒川サイクリングロード修行結果

走行時間:2時間4分(-9)
走行距離:51.08km
平均心拍数:112bpm (?)
平均ケイデンス:84rpm(+1)
平均速度:24.5km/h(+2.0)
最高心拍数:130bpm (?)
最高ケイデンス:111rpm(-2)
最高速度:45.6km/h(+1.0)

中3日のインターバルを経ての修行である。
前日、足立に続き、江戸川の花火大会に細君共々参戦し、リカバリは不十分(←24時就寝)だが、翌日からは雨マークが点きっぱなしのため決行である。



冒頭から余談だが、足立に参戦したにもかかわらず、また、翌日の修行にスケジュール的、挙句、フィジカル的に酷にもかかわらず、江戸川にも参戦したのは、フィジカル的、挙句、健康寿命(苦笑)的にオーラス近接感、ないし、カウントダウン感があったからである。
そもそも私にとって、観賞満足度&参戦コスパ(?・笑)の両立する花火大会は足立と江戸川しかない。
江戸川は足立と比べるとアクセスは劣る(が、駅と現地とのアクセスは却って優れており、実際のところ必ずしもそう言い切れない)が、市川と共催で発数が多く、また、(打ち上げ場所間近で迫力観賞可能な)河川敷での場所取りが容易である。
そんな足立とひと味違う(?・笑)、コロナ禍前から少し無沙汰していた江戸川に、フィジカル的にギリ(笑)参戦可能な今年は参戦すべきでないか。
以上の各種非合理的(笑)な心情のないまぜが、私と細君を強く江戸川へ後押ししたように思う。

GF01での出走である。
ポジショニング&ペダリングはノー違和感である。
リカバリが十分でないにもかかわらず、出力はそう落ちていないどころか、いつもより些少ながら高い感がある。
あくまで「感」だが。(笑)

最高気温は34度である。
前回同様、酷暑は酷暑だが、体感的にはそこまでではない。
本件の原因に前回「酷暑(修行)慣れ」を仮説したエフエフサイクルの店長氏曰く(「暑熱順化が更に進むことで起こる体の変化」)、的外れではない可能性(笑)がある。
少しばかり嬉しく、また、励みになる。
風は前回ほどではないが強く(※レベル4強)、弱虫ペダラー泣かせに違いはない。

重点取組の具現はトータルとしては前回と変わらず及第点ギリだが、前回ほど風が強くない割にアゲインスト(往路)は前回と変わらず落第である。
アゲインストでの(蛇行の少ない)直進可能なポジショニング&ペダリングを、真剣かつ合理的に考える必要がある。
持病は手のしびれ、股擦れ共に無発症である。
意識的なリポジショニングとあるべきポジションへの回帰はひとまず終了し、先述の考えに全集中(?・笑)である。

タイムは、アゲインストの往路が目標プラス1分の55分、フォローの復路がプラス2分の48分、トータルが2時間4分である。
重点取組が落第の割にスコアはそこまででなく、意外。

帰宅直後の疲労感は普通プラスアルファといったところである。
「酷暑慣れ」に感謝(?・笑)である。

細君の協力もあり、22時の就寝である。
久しぶりに0回のトイレ覚醒を経、8時間の熟睡である。
寝覚めもリカバリ感も良好である。
とはいえ、花火疲労(笑)の残存もあり、かつ、8時間では「酷暑慣れ」のフィジカルを完全リカバリするには役不足なのだろう、恒例の翌日午前中の後遺症は比較的低位なるも2、3度寝落ちしかけた。
やはり「今年の汚れ、今年のうちに」と言うよう、「今日の疲れ、今日のうちに」である。
今晩も要早寝である。




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2023年08月02日

【ROUBAIX SL4】「『酷暑慣れ』に助かる一方、直近最強アゲインストに蛇行止まず」20230802荒川サイクリングロード修行結果

走行時間:2時間13分(+10)
走行距離:50.09km
平均心拍数:116bpm (?)
平均ケイデンス:83rpm(0)
平均速度:22.5km/h(-2.1)
最高心拍数:135bpm (-3)
最高ケイデンス:113rpm(+1)
最高速度:44.6km/h(-3.8)

中2日のインターバルを経ての修行である。
前夜の睡眠は量的には十分(8時間)、かつ、質的には及第点ギリで、リカバリも及第点ギリ。
予報曰く「最高気温は35度(前日比プラス2度)で、独自の出走基準(笑)もクリア。
合理的に(?・笑)スキップの選択肢のない修行である。

予定通り、ROUBAIX SL4での出走である。
ポジショニング&ペダリングはノー違和感で、やはり(前回の)GF01より優れている感がある。
今の私の身体にはROUBAIX SL4のジオメトリ、および、現在のポジションがフィットしている」のは確かだろう。

最高気温は予報比マイナス1度の34度である。
酷暑は酷暑だが、体感的にはそこまでではない。
身体が「酷暑(修行)慣れ」したのかそれとも湿度が相対的に低位(※推量)なのか、真因は不明だが、前者の可能性が高い気がする。
余談だが、コロナ真っ盛りの最中にも思ったことだが、リスク回避ファーストの過剰な行動自粛は体力、挙句、生き物としての環境対応(同化?共生?)力をイタズラに減じせしめ、逆効果に思う。
風は直近最強(※レベル5中)で、弱虫ペダラー泣かせである。

重点取組の具現はトータルとしてはこれまた及第点ギリだがアゲインストの往路は落第である。
ラスト5キロは専らアウターローしばりで(※最低車速13km/h)、遂には初めて脚が売り切れそうになるなど、直近最強のアゲインストに責任転嫁(?・笑)できなくもないが、それにしても直進が不出来に終始した。
持病は手のしびれ、股擦れ共に無発症で、意識的なリポジショニングとあるべきポジションへの回帰は好進捗している感があるがペダリングの出力持続性(?)を高める取組はなおざりにしてきた感がある。
要検討である。

タイムは、アゲインストの往路が目標プラス1分の60分、フォローの復路が同じくプラス1分の48分、トータルが2時間13分である。
初めて脚が売り切れそうになった結果ゆえ、尤もである。

帰宅直後の疲労感は意外にも普通である。
「発汗止まず」は相変わらずだが、「オールアウト感止まず」はない。
身体が「酷暑慣れ」したのは満更でもなさそうである。

トラブルが突発し、就寝は久しぶりに23時である。(涙)
1回のトイレ覚醒を経、睡眠は7時間である。
酷暑疲労を癒やすには先ず量的に不十分(※8時間以上が妥当)なのだろう、寝覚めとリカバリは良くない。
ただ、恒例の翌日午前中の後遺症は寝落ちの兆しが2、3度あったものの低位で、午後にはほぼ収束した。
(減債している)睡眠負債を改めて増やさないよう今晩は要早寝である。

kimio_memo at 12:00|PermalinkComments(0) ロードバイク | [乱文御免]荒サイ修行