2019年03月

2019年03月20日

【邦画】「翔んで埼玉」(2019)

[ひと言感想]
なぜ、差別は無くならないのか。
高コスパの、自己肯定手段だからである。
無根拠の優越感は、賞味期限が短いからである。
差別は怠惰の八つ当たりである。




http://www.tondesaitama.com/



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2019年03月06日

【邦画】「東京暮色」(1959)

[ひと言感想]
自由は両刃の剣である。
本質が「持てるリソースをいかに振り分けるか」であり、また、判断の拠り所の「欲」が「我儘かつ際限ない」からである。
人間は皆、無い物ねだりの「責任転嫁『名人』」であり、また、「自称『悲劇のヒロイン』」である。
人間の不機嫌は性であり、また、定めである。


東京暮色 デジタル修復版 [DVD]
出演:原節子、有馬稲子、山田五十鈴、笠智衆
監督:小津安二郎
松竹
2018-07-04




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2019年03月05日

【邦画】「早春」(1956)

[ひと言感想]
夫婦が「折れべき時に折れない」のは、凡そ「見ている所」が双方違うからである。
オットが兎に角「間違い」を正し、問題を解決したい一方、ツマは先ず「気持ち」を分かち合いたいからである。
しかして、夫婦が「見ている所」を相互理解するには、身内でない、共通の偉人の仲介、指摘が有効な訳である。
「夫婦水入らず」は平時の幻想である。(苦笑)


早春 デジタル修復版 [DVD]
出演:淡島千景、池部良、岸恵子、浦辺粂子、笠智衆
監督:小津安二郎
松竹
2018-07-04


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kimio_memo at 06:55|PermalinkComments(0) 映画 

2019年03月01日

【邦画】「お茶漬の味」(1952)

[ひと言感想]
夫婦は、伴侶の悪口が酒の肴の内は大丈夫である。
存在を認め、期待しているからである。
「鈍感」はその表れで、結局ノロケである。
大丈夫でなくなるのは、存在を見失い、期待しなくなった時である。
夫婦は、伴侶の好物が目障りな内は大丈夫である。


お茶漬の味 デジタル修復版 [DVD]
出演:佐分利信、木暮實千代
監督:小津安二郎
松竹
2018-07-04




kimio_memo at 06:50|PermalinkComments(0) 映画