2015年11月

2015年11月30日

【洋画】「007 スペクター/Spectre」(2015)

[ひと言感想]
成る程、権限と情報は、使い手の判断と決断の力が共にあってこそ、に違いありません。
権力と情報の構造が益々複雑化する今こそ、私たちは人間とツールのあるべき主従関係を再認識する必要があります。


007 スペクター [DVD]
出演:ダニエル・クレイグ、マドレーヌ・スワン、クリストフ・ヴァルツ、レイフ・ファインズ
監督:サム・メンデス
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2016-12-21




kimio_memo at 09:02|PermalinkComments(0) 映画 | -007

2015年11月24日

【第28期竜王戦第四局】渡辺挑戦者、糸谷竜王の問題作戦を咎め、竜王復位へ王手

[ひと言感想]
「(渡辺明挑戦者の早い端歩[6手目△9四歩]を咎めた)7手目▲5六歩と突く作戦が(そもそも)間違っていた」。
この糸谷哲郎竜王の敗因分析が正しければ、糸谷竜王は第二局に続いて本局も、戦略の構築に「躓き」、また、「躓かされた」のでしょう。
たしかに糸谷竜王は実績では渡辺挑戦者に及びませんが、現状は格上です。
糸谷竜王はもう後がありません。
不肖私、糸谷ヲタとして不遜ながら念願、期待します。
渡辺挑戦者への過剰とも思える突っ張りを再考し、「躓かされる」割合を最小化いただきたい。
そして、第五局をしかと勝利いただきたい、と。(礼)


★2015年11月19、20日催行
http://live.shogi.or.jp/ryuou/
http://kifulog.shogi.or.jp/ryuou/28_04/
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/28/ryuou201511190101.html
http://blog.goo.ne.jp/kishi-akira/e/dfb9eb07e938ff320b0feb37ee84ad5a

続きを読む

kimio_memo at 07:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 将棋タイトル戦 | -竜王戦

2015年11月19日

【邦画】「ステキな金縛り」(2011)

[ひと言感想]
成長とは開眼なのでしょう。
他の人には見えないモノが、ある日突然見える。
そして、見えた自分を信じ、突き進む。
こうして人は、現状を打破し、成長の階段を上るのでしょう。
見えたモノは、またある日突然見えなくなりますが、自分を信じ続ければ、またある日突然、別の形で見えるのでしょう。
人生で大事なことは、開眼を絶やさないことなのでしょう。


ステキな金縛り スタンダード・エディション [DVD]
出演:深津絵里、西田敏行、中井貴一
監督:三谷幸喜
東宝
2012-05-25




kimio_memo at 07:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 映画 

2015年11月17日

【邦画】「THE 有頂天ホテル」(2006)

[ひと言感想]
「訳あり」の他者の悲劇は、自分には喜劇です。
しかし、程度の差こそあれ、「訳」の無い人はこの社会には存在せず、成る程、構成員の私たちは皆、喜劇役者であり、また、そうであって丁度良いのでしょう。
なぜか。
「訳」を他者と面白可笑しく分かち合えれば、それだけでかなり救われるからです。
社会は、その縮図の社交場は、ホテルは、悲劇と喜劇の交錯場であって丁度良いのでしょう。


THE 有頂天ホテル スペシャル・エディション [DVD]
主演:役所広司
監督;三谷幸喜
東宝
2006-08-11




kimio_memo at 06:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 映画 

2015年11月16日

【邦画】「マザーウォーター」(2010)

[ひと言感想]
「いたずらに過去を引きずらず、また、正解を求めず、今をただ丁寧かつ自律して生きる」。
清らかで潔い生き方とは、こうした生き方を言うのでしょう。
そして、だからこそ私たち凡人は、清潔な人に憧れるのでしょう。
「いい加減」ではない、真に適当な営みは、清潔な人の日課に違いありません。


マザーウォーター
出演:小林 聡美、小泉今日子、市川実日子、もたいまさこ
監督:松本佳奈 
バップ
2011-05-11




kimio_memo at 07:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 映画 

2015年11月13日

【洋画】「エイリアン2/Aliens」(1986)

[ひと言感想]
成る程、人間もエイリアンも(笑)、守るべきものを自覚し、強くなるのだろう。
そして、時に戦い、成長するのだろう。
守るべきものの無自覚な人生は、ある意味楽だし無難でもあるが、とりわけ豊かな現代において詰まらない。


エイリアン2 (完全版) [DVD]
出演:シガーニー・ウィーバー、キャリー・ヘン
監督:ジェームズ・キャメロン 
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2010-10-08




kimio_memo at 07:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 映画 

2015年11月12日

【イベント/ミニライブ】「Live at the Apple Store: Yuja Wang」ユジャ・ワンさん

IMG_0479[ひと言感想]
ライブと銘打たれているもののトークショーが、それもファッション誌とタイアップのそれが企画されていることから、本イベントのメインはそれで、演奏は途中にせいぜい二、三曲とばかり思っていた。
なので、オープニングから約30分の連続演奏、ライブ(※一曲演奏する毎にコメントを入れる形式)は、予想外の喜びだった。
ユジャの音圧と気合(?・笑)を間近に感じながらの、[ユジャ・オリジナル]の最強最麗(笑)「トルコ行進曲」、それもアルバム(↓)収録版とは異なるそれは、正に鳥肌が立った。

ソナタ&エチュード
ユジャ・ワン
ユニバーサル ミュージック クラシック
2009-05-06


トークショーで印象に残ったのは、ユジャは日本人の好きな(苦笑)所謂「媚び」が皆無に近いこと。
「普段は音楽をアップルのデバイスに落として聞いているのか?(アップルミュージックを使っているか?)」 
アップルストアでの、単なるトークショー相手のお約束的質問に、「普段は音楽は聴かず、本を読む(→村上春樹が好き)」、とユジャ。
実力者は媚びない。
媚びないからこそ格好良いし、媚びないからこそ実力が極まる。


★2015年11月11日アップルストア表参道にて催行
https://concierge.apple.com/events/R224/live_applestore_yuja_wang_omotesando/6065745028914251011/ja_JP
https://www.facebook.com/yujawang/timeline/story?ut=43&wstart=0&wend=1448956799&hash=-260982533782558432&pagefilter=3 (※ユジャのfbエントリー)
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.10207877838326642.1073741955.1316444751&type=1&l=0689bfbb6d (※fb画像アルバム)
https://plus.google.com/photos/104086542955423361492/albums/6216006474538640513?authkey=CLrZnr32qKepxgE (※g+画像アルバム)
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/33061/2
http://www.barks.jp/news/?id=1000121557

続きを読む

kimio_memo at 07:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0) イベント 

2015年11月11日

【第28期竜王戦第三局】渡辺挑戦者、勝利の女神を味方に、2-1と勝ち越しへ

[ひと言感想]
△8四桂の犠打&勝負手もしかと検討していた等々、局後の感想からは、糸谷哲郎竜王の方が渡辺明挑戦者より、良くも悪くも固定概念に囚われずよく読み、手も見えていた印象を受けますが、実際勝ったのは渡辺挑戦者でしたから、何とも勝負は分かりません。
「勝利の女神は、強情なイノベーターに厳しく、安々と微笑まない」、ということでしょうか。


★2015年11月5、6日催行
http://live.shogi.or.jp/ryuou/
http://kifulog.shogi.or.jp/ryuou/28_03/
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/28/ryuou201511050101.html



kimio_memo at 07:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 将棋タイトル戦 | -竜王戦

2015年11月06日

【洋画】「アイルトン・セナ 音速の彼方へ/Senna」(2010)

[ひと言感想]
アイルトンは、FIを純粋にスポーツ(競技)として、また、唯一無二の自己成長機会、自己実現機会として、捉えていたのだろう。
たしかに、アイルトンは速かったが、その速さは、FIの他のドライバー、並びに、元締めであるFIAからすると、興行の域を完全に超えた、ガチ過ぎる、死と限りなく背中合わせの、「禁断の速さ」だったのだろう。
プロストが、当時、持てる政治力を駆使し、あそこまで露骨にアイルトンと反目したのは、この「禁断の速さ」の本末転倒、及び、ナンセンスの可能性とリスクを、アイルトンに理解、得心させたかったのが主因で、現在、アイルトン・セナ財団の管財人を務めているのは、それが果たせず、先のリスクをアイルトンの身に現実化させてしまった贖罪が大きいのだろう。

久しぶりに生前のアイルトンを見てつくづく思ったのは、「兎に角『青い』」ということだ。
私自身は勿論、世界中の老若男女がアイルトンに魅了されたのは、否、依然魅了されているのは、自分の失ってしまった「青さ」、並びに、自分の具現でき得ていない「青さ」を青過ぎるアイルトンが肯定し、救われるからだろう。
そして、かつてシューマッハは「Senna was my Idol(セナは自分にとってアイドルだった)」と言ったが、私たちは「アイルトンはもう一人の自分だ」と思っているのだろう。
かつて私たちはFIを見ていたのではなく、もう一人の自分であるべきアイルトンの物語、生涯を見ていたのだろう。


アイルトン・セナ~音速の彼方へ [Blu-ray]
監督:アシフ・カバディア 
ジェネオン・ユニバーサル
2012-05-09


続きを読む

kimio_memo at 07:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 映画 

2015年11月05日

【洋画】「幸せの教室/Larry Crowne」(2011)

[ひと言感想]
以下、3つのメッセージを受け取りました。
【1】私たちが禍や不幸に感じるものは、凡そ神からの「生活習慣変更令」である。
【2】神からの「生活習慣変更令」は、発信元が発信元なだけに観念し、素直かつ自然体で応えるのが吉であり、また、そうすることで予想外の嬉しい余録や新しい人生を授かるものである。
【3】「禍を転じて福と為す」。

結局、幸せになるには、無駄に被害者面したり、悲劇のヒロインを気取ったりせず、でき得る当たり前のことを素直かつ自然体で取り組み続けるのが堅いのでしょう。
主人公、ラリー・クラウンの様に。


幸せの教室 [DVD]
出演:トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ
監督:トム・ハンクス 
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
2013-07-03




kimio_memo at 06:35|PermalinkComments(0) 映画 | -トム・ハンクス出演作

2015年11月04日

【洋画】「ナイト&デイ/Knight and Day」(2010)

[ひと言感想]
やはり、恋愛は「出会い頭」で良いのでしょう。
また、「信じた者勝ち」で良いのでしょう。
恋愛の正体は、人類最強の共助ツールかもしれません。(笑)


ナイト&デイ(エキサイティング・バージョン) [DVD]
出演:トム・クルーズ、キャメロン・ディアス
監督:ジェームズ・マンゴールド 
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (FOXDP)
2012-07-18




kimio_memo at 06:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 映画 

2015年11月02日

【第28期竜王戦第二局】渡辺挑戦者、糸谷竜王の問題構想を咎め、一勝一敗の振り出しに

[ひと言感想]
「▲7七桂から▲7五歩の構想に問題があった」。
この糸谷哲郎竜王の敗因分析から改めて気づかされるのは、「戦略の失敗は戦術、戦闘で補うことはできない」ということです。
戦略の(再)構築に糸谷竜王が「躓いた」のか、それとも、「躓かされた」のかは不明ですが、相手が居てのことゆえ、いずれか一方ではないでしょう。
不肖私、糸谷ヲタながら(笑)、少なからず「躓かせた」渡辺明挑戦者に拍手を送る所存です。


★2015年10月29、30日催行
http://live.shogi.or.jp/ryuou/
http://kifulog.shogi.or.jp/ryuou/28_02/
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/28/ryuou201510290101.html

続きを読む

kimio_memo at 07:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 将棋タイトル戦 | -竜王戦