2014年11月

2014年11月26日

【邦画】「紙の月」(2014)

[ひと言感想]
例えば、恋愛結婚の幸福度は、必ずしも見合い結婚のそれを超えません。
「自由の不自由」と言われるのは、人間は生来身勝手で、刹那的で、出鱈目な生き物だからです。
「行くべき所」の自由かつ積極的な選択が、必ずしも「行きたかった所」の到達や自己満足を、それも持続的な自己満足を約束せず、却って、「行くべき所」の不自由かつ消極的な選択が、結果的に「行きたかった所」の到達や持続的な自己満足をまま約束するからして、人生は何とも皮肉です。
人生は不自由を覚える位で、或いは、自由を求める位で丁度良いのかもしれません。


紙の月 DVD スタンダード・エディション
出演:宮沢りえ、池松壮亮
監督:吉田大八
ポニーキャニオン
2015-05-20


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2014年11月25日

【第27期竜王戦第四局】糸谷挑戦者、逆転勝利の末、竜王位獲得に王手

[ひと言感想]
優勢を勝利へ昇華し損ねた森内俊之竜王に同情すべきなのか、はたまた、94手目の△7四角に見る勝負手を、劣勢下で迅速かつ潔く決断した糸谷哲郎挑戦者に脱帽すべきなのか、下手の横好きの私はにはもはや不明ですが、勝負の何たるかを改めて思い知らされた気がする。
初の竜王位、並びに、タイトルの獲得に王手をかけた糸谷挑戦者の敢闘を改めて祈念したい。


★2014年11月20、21日催行
http://live.shogi.or.jp/ryuou/
http://kifulog.shogi.or.jp/ryuou/27_04/
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/27/ryuou201411200101.html

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2014年11月21日

【洋画】「戦火の馬/War Horse」(2011)

[ひと言感想]
現金収入を見込んでいた農作物を不意の豪雨で失い、家族離散を覚悟したテッドを絶望から救い出したのは、夫テッドの向こう見ずなふるまいに幾度と無く泣かされ、憎らしく思うも、その高潔な人格には敬愛を絶やさなかった妻ローズでした。
また、戦火を奇跡的に逃走、疾走するも、有刺鉄線に捕まり、絶体絶命に陥った駿馬ジョーイを救い出したのは、それまで正に殺し合っていた、しかし、ジョーイの生命力に感動と敬愛を禁じ得ず、必死の覚悟で一時停戦を唱え合ったイギリスとドイツの名も無き勇兵でした。
成る程、事故や戦争は憎悪の増幅装置なのでしょうが、増幅された憎悪は、必ずしも人間から敬愛の心を奪い去らないに違いありません。
人間は、終生敬愛の心を信じてこそ、人間です。


戦火の馬 [Blu-ray]
出演:ジェレミー・アーヴァイン、エミリー・ワトソン、ピーター・マラン、トム・ヒドルストン、セリーヌ・バッケンズ、ニコラス・ブロー、ニエル・アレストリュプ
監督:スティーブン・スピルバーグ 
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
2013-07-03


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kimio_memo at 06:38|PermalinkComments(0) 映画 

2014年11月20日

【邦画】「男はつらいよ 第43作 寅次郎の休日」(1990)

[ひと言感想]
寅を伯父に持つ満男が、社会に出る最終執行猶予期間である大学生時分、「幸せ」について思い悩むのは尤もですが、「幸せ」に定義やロールモデルを求めるのは違うと思います。
なぜなら、「幸せ」は、何らか一定の状態に「成ること」でなければ、「成っている」と他者に「見られること」や「思われること」でもなく、自分が自然そう「感じること」、「思えること」だからです。
これは、やり様では誰もが「安全」に成れても、「安心」には成れないし、また、誰もが「安心」だと思えるやり様は無い、のと同じです。
「幸せ」も「安心」も、直接求めるモノではなく、自分磨きと試行錯誤の中ふと授かるモノ、だと思います。


男はつらいよ 寅次郎の休日〈シリーズ第43作〉 4Kデジタル修復版 [Blu-ray]
出演:渥美清、夏木マリ、宮崎美子、寺尾聡、後藤久美子、吉岡秀隆
監督:山田洋次
松竹
2019-12-25


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2014年11月19日

【邦画】「夜明けの街で」(2011)

[ひと言感想]
極論すれば、不倫に限らず、人を好きになること、特定の人に心身を奪われること、はそもそも馬鹿なことでしょう。
そんな馬鹿なことを、人として「馬鹿なこと」と切り捨てられるか、はたまた、人だから「どうしようも無い」と受けとめてしまうか。
人生の分かれ道は、理性の主を貫くか、それとも、本能の虜を許すかの自己選択、自己責任に違いありません。


夜明けの街で 特別版 [DVD]
出演:岸谷五朗、深田恭子、萬田久子、中村雅俊、木村多江
監督:若松節朗 
角川書店
2012-03-23


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kimio_memo at 06:57|PermalinkComments(0) 映画 

2014年11月18日

【洋画】「ツリー・オブ・ライフ/The Tree of Life」(2011)

[ひと言感想]
私も自覚があるのですが、なぜ、子は親に似てくるのでしょう。
それも、とりわけ自分が嫌悪した価値観や生き方において、似てくるのでしょう。
主因は遺伝と躾なのでしょうが、嫌悪そのものにも理由があるように思えます。
というのも、嫌悪は時に肯定の裏返しだからです。
人は、今の自分に無い正しさや真理に対峙すると、その時は凡そ素直に肯定、受容できません。
代わりに嫌悪し、つまり否定、拒絶し、自我を守ります。
そもそも子は親に生来負けん気があるからして、相手が親なら尚更でしょう。
「嫌よ嫌よも好きのうち」なのは親子にも、否、親子にこそ、言えるのではないでしょうか。


ツリー・オブ・ライフ [DVD]
出演:ブラッド・ピット、ジェシカ・チャステイン、ハンター・マクラケン、ショーン・ペン
監督:テレンス・マリック 
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
2013-01-23




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2014年11月17日

【サッカー】「奇跡のレッスン 世界の最強コーチと子どもたち」ミゲル・ロドリゴさん(フットサル日本代表監督)

【ナレーション】
(この東京都文京区の少年サッカー)チームを指揮する床井さん。
ミゲル(・ロドリゴ)さんの指導の特徴に気づいていました。

【床井伸太朗監督】
選手にミスが起きたり、間違えたり、失敗した時に、怒ったりするんじゃなくて、止めて、きちんと説明する。
で、できたら褒める。

その繰り返しをトレーニングの中でされているっていうのが、すごく印象的です。

【ミゲル・ロドリゴさん】
ある選手のことを思い出します。
チャンスでシュートを打ったら、(監督に)「パスだろ!」って怒られ、次にパスすると「シュートしろ!」と怒られた。
その子は、自分から積極的なプレーをしなくなりました。
僕ら大人の責任は大きい。
先ずは子どもの判断を尊重し失敗を見つけても、後で指摘すればいいんです。

ミゲル・ロドリゴさんの指導は尤もだ。
スポーツに限らず、全ての競技、行為にミスは付き物だ。
たしかに、指導者がミスを訳も無く闇雲に怒り、咎めたところで、当事者は狼狽えるしかないし、更に悪いことに以後、その行為を積極的に行うのが怖くなり、気後れするようになってしまう可能性が高い。
そもそも指導者がミスを指導するのは「同様ミスの再発の最小化」が目的であり、これでは何をしているのか分からない。
「同様ミスの再発の最小化」を達成したいなら、何より先ずミスを招いた「メカニズム」を洞察しなければいけない。
その上で、ミスの根本原因がメカニズムの原点である「判断」にあったのか、或いは、判断を具現化する「手続き(流れ/フロー)」や「技術」にあったのか、当事者に気づかせ、具体的な対処を促さなければいけない。

とは言え、よく考えてみると、人を指導する立場に就く人なら、こうしたことは、自らも当事者として痛い思いをしながら、頭では十分分かっているはずだ。
が、いざやってみると殆どできない。
なぜか。
私は、主因を「勘違い」だと思う。

勿論、「焦り」もあろう。
指導者足る者、一分一秒でも早く成果を出したい(出さねばならない)ものであり、「ミス」が表出したプロセスを一分一秒でも早く修正したい。
プロセスが一分一秒でも早く修正されれば、その分成果の出る確率も上がるからだ。
成果を早く出そうと焦る余り、ミスのメカニズム、プロセスをスルーし、ミスという結果だけを当事者に叱責してしまうというのも、勿論あろう。

ただ、経験上、「勘違い」の方が根深いように思える。
「結局、人が本当に信じられるのは自分だけであり、メカニズムから紐解いて、当事者にミスの再発防止を合理的に説き、かつ、促したところで、『下手の考え、休むに似たり』という言葉が示すように、所詮彼らの理解、実践は知れていて、徒労に終わるものだ」。
指導者のこうした勘違いが、もっと言えば「他者を軽んじ、自分を高く見る」、人間の「奢り」という悲しい性が、当事者にミスを合理的に指導する気概を自分から奪っているように思える。
指導者が指導すべきは、誰より先ず指導者自身ではないか。



★2014年10月13日放送分
http://www.nhk.or.jp/bs-blog/100/200397.html

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kimio_memo at 07:33|PermalinkComments(0) テレビ 

2014年11月14日

【邦画】「男はつらいよ 第42作 ぼくの伯父さん」(1989)

[ひと言感想]
満男さんは、幸せだからそういうことが言えるのよ」。
自分の不始末を棚に上げ、無責任に帰京(家出)を勧めた満男への泉の返事は尤もです。
不幸の始まりは、凡そ人生の選択を当然視し、あり難く思えなくなることから始まります。


男はつらいよ ぼくの伯父さん〈シリーズ第42作〉 4Kデジタル修復版 [Blu-ray]
出演:渥美清、吉岡秀隆、後藤久美子、檀ふみ
監督:山田洋次 
松竹
2019-12-25


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kimio_memo at 06:52|PermalinkComments(0) 映画 | -男はつらいよ/寅さん

2014年11月13日

【将棋】「将棋世界2014年11月号/新しい将棋を創りたい」糸谷哲郎七段(第27期竜王戦挑戦者)

P7
ーー前期の竜王戦のランキング戦は2組から降級。今期は3組からリスタートでした。降級に関してはいかがでしたか?

「正直なところ、将棋が弱かったです。棋風改造をしておりうまくいってなかったこともありましたが、弱かったので降級は仕方ないと思いました」

(中略)

ーー棋風改造についてもう少しお聞かせください。対局中などに意識して指し口を変えるということですか?

「そうですね。時間の使い方や指し口、その辺りを意識して変えています」

ーー最も具体的に変えたのは?

「持ち時間の使い方ですね。以前は序盤を早く指すことが多かったのですが、いまは序盤から時間を投入するようになっているはずです」

(中略)

ーー糸谷さんが思う羽生名人の強さは?

「読みが深く、人が読んでいない手を読んでおられるところです。直感的な手を選択されることは少ないように感じるのですが、普通の棋士が読みを絞るところを、読みの範囲を狭めずに読まれているように感じます。深さ、広さ、正確性において他の棋士より優れておられ、結果、人より広い範囲で手を正確に読むことができているのではと思います」

(中略)

ーー将棋の勉強というと、糸谷さんはどういったことが中心になりますか?

「研究会に、あとは序盤の見直しが主になります。(羽生善治名人との)挑(戦者)決(定戦)の間はあまり将棋を指さなかったですね。自分の思考と向き合い直すことが中心でした」

ーー「自分の思考」とは、序盤の見直しということでしょうか?

「はい、そうです」

ーー先ほど出た棋風改造の中で、勉強法も変えられたのでしょうか?

「あまりないのですがとにかく考えることですね。それは将棋だけじゃなく、何でもいいのです。イベントのことを考えたり、社会問題だったりでも」

ーー考えることによってどういった効果が得られますか?

「自分の先入見を消せます。自分ならこうだが、他人ならどう思うか。考えることにより、多角的に物事を見ることができます。多角的ということは、考える技を増やすことにもなります」


(中略)

ーー羽生名人と大舞台で3局戦われて、新たに見えた課題はありましたか?

「そうですね。直感的に見えるところが弱く、大局観がまだまだです。大局観は非常に相対化しにくいところなので、そこも問題ですね」

(中略)

ーー西遊棋の活動は対局に良い影響を与えていますか?

「マルチに活動することは、人間にとって視点を増やすことになります。そういう点では将棋にも人生にもプラスになっていると思います。そこでしか得られないさまざまな考え方は、いろいろなことを経験しなければ分かりません。将棋をやっているだけでは分からないことを経験するだけでも、全然違うと思います」


(中略)

ーー糸谷さんの人間性を構築する上で影響を与えたことは?

「大学の哲学科に進学したことは人間性に大きく影響しているのではないかと思います。自由に考えるということを、いろいろ学べたのではないでしょうか」

注目中の(笑)糸谷哲郎七段が、実力の更なる向上に向け、棋風改造を推し進めていたのは既知な一方、「とにかく対象や視点を限定せず、考えること」をその基盤活動と定義し、努めておられたのは無知だったが、本件は成る程に感じた。
将棋における勝負手は、ビジネスにおけるイノベーションに等しい。
イノベーションの源は「新たな思考」だが、それは不断の目標・問題意識の不意の結実だ。
目標を絶えず意識し、達成の為の問題とその解、並びに、その他人生の諸問題とその解を絶えず考え、思考のエンジンを常時パワーバンドに収めているが故、ある時突然、問題の解が、それも「新たな思考」という前代未聞の最善解が宿るのだ。
ちなみに、このロジックは、勝負手やイノベーションとまでは言わなくとも、問題や物事を敢えてやりかけにして床に就くと、睡眠中の無意識の思考が翌日予想外の有効解を恵む場合が少なくないことに通じている。
ここ一番で負けたくなければ、問題のブレークスルーを心底希求するならば、何より先ず、思考のエンジンを止めない態度習慣を自らに課すことだ。



将棋世界 2014年 11月号 [雑誌]
マイナビ出版(日本将棋連盟発行)
2014-10-05




kimio_memo at 07:28|PermalinkComments(0) 書籍 

2014年11月12日

【洋画】「猿の惑星:創世記/Rise of the Planet of the Apes」(2011)

[ひと言感想]
実父のアルツハイマーを癒やそうと開発した新薬が人類滅亡の扉を開いてしまったのは、皮肉のひと言です。
たしかに、人類にイノベーションは重要かつ不可欠ですが、効用に潜むリスクの厳密な検証と、「できること」と「やってはいけないこと」の厳格な線引が、より重要かつ不可欠ではないでしょうか。
得てして「地獄への道は善意で舗装されている」のを、私たち人類は絶えず意識する必要があります。


猿の惑星:創世記(ジェネシス) (字幕版)
出演:ジェームズ・フランコ、フリーダ・ピント、アンディ・サーキス
監督:ルパート・ワイアット 
2013-05-15




kimio_memo at 07:24|PermalinkComments(0) 映画 

2014年11月11日

【演劇】「抜目のない未亡人」

[ひと言感想]
人は、「心が変われば態度/行動が変わる」ように、「生活が変われば下心も変わる」もの。(笑)
成る程、人生は、自他の下心に折り合いを付ける不断の試みかもしれません。
ありのままの自分を肯定するそれに付けられれば、たしかにハッピーエンドです。


★2014年10月6日BSNHKにて放映
http://www4.nhk.or.jp/p-stage/x/2014-10-05/10/9156/

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kimio_memo at 07:25|PermalinkComments(0) 舞台劇 

2014年11月10日

【第27期竜王戦第三局】森内竜王、見事「獣道」を往き切り、初勝利をあげる

[ひと言感想]
森内俊之竜王と糸谷哲郎挑戦者は、共に負けを覚悟していたという
彼らが交互にミスを大小繰り返しながら、最後まで希望を捨てず最善努力に励むさまに改めて人生の抽象を見、強烈に感動した。

今後、文明は益々進化するだろう。
そして、その恩典として、我々は益々「高速道路」に乗れるようになるだろう。
しかし、目的地に直通する高速道路は無い。
結局、我々は最後は「獣道」に降り、自らの羅針盤を頼りに道無き道を往かねばならないのだろう。
人生の励みとしての将棋の役割、存在意義は、未来永劫変わらないだろう。


★2014年11月6、7日催行
http://live.shogi.or.jp/ryuou/
http://kifulog.shogi.or.jp/ryuou/27_03/
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/27/ryuou201411060101.html

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kimio_memo at 07:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 将棋タイトル戦 | -竜王戦

2014年11月07日

【邦画】「男はつらいよ 第41作 寅次郎心の旅路」(1989)

[ひと言感想]
久美子は寅次郎を「故郷の塊みたい」と表します。
たしかに、久美子のこの言葉は言い得て妙ですし、悪意も無いに違いありません。
言われた寅も、満更でもありません。(笑)
しかし、郷愁を他者から指摘されるのは、イイ年をして本当に恥ずかしく、そして、情けない気がします。
なぜなら、それは過剰な郷愁だからです。
故郷を過剰に懐古、欲求するのは、現実が不満で、希望が無いからです。
同様に、懐メロばかり聴いているのは、新しい音楽を受け入れていないから、もっと言えば、新しい音楽を理解しよう試みていないから、です。
昔話ばかりしているのは、現在や未来が好ましく思えないから、もっと言えば、好ましい現在や未来への自助努力を怠っているから、です。
故郷も、懐メロも、昔話も、現実の逃げ場所ではなく、心の拠り所でありたいものです。


男はつらいよ 寅次郎心の旅路〈シリーズ第41作〉 4Kデジタル修復版 [Blu-ray]
出演:渥美清、竹下景子、柄本明、淡路恵子
監督:山田洋次
松竹
2019-12-25


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kimio_memo at 06:51|PermalinkComments(0) 映画 | -男はつらいよ/寅さん

2014年11月06日

【邦画】「君よ憤怒の河を渉れ」(1976)

[ひと言感想]
成る程、悲劇に対する憤怒は先ず自責に向けるべきなのでしょう。
悲劇の罪は悉く自他共にありますが、その断絶には何より自責が必要です。


君よ憤怒の河を渉れ [DVD]
出演:高倉健、中野良子、西村晃、原田芳雄
監督:佐藤純彌
KADOKAWA / 角川書店
2014-09-26


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kimio_memo at 07:31|PermalinkComments(0) 映画 

2014年11月05日

【洋画】「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い/The Hangover」(2009)

[ひと言感想]
たしかに、ハメを外し、最悪を積極的に体験することで初めて見えてくるコト、分かるコト、できるコトがあります。
必要は発明の母であるように、最悪は最高の母でもありそうです。(笑)


ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(初回限定生産) [DVD]
出演:ブラッドリー・クーパー、エド・ヘルムズ、ヘザー・グラハム、ザック・ガリフィアナキス、ジャスティン・バーサ
監督:トッド・フィリップス 
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2015-12-16




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2014年11月04日

【ドラマ】「愛の流刑地」(2007)

[ひと言感想]
愛と性(セックス)は、食べ物と同様、これまで特段不満が無くとも、心のどこかで更なる高みを信じ、欲求しているものなのでしょう。
私たちが色呆けカップル(笑)に顔をしかめるのは、彼らがその達成者かもしれないことへの嫉妬ではないでしょうか。


愛の流刑地 [DVD]
出演:岸谷五朗、高岡早紀、瀬戸朝香、麻生祐未
バップ
2007-09-20


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kimio_memo at 07:01|PermalinkComments(0) DVD 

2014年11月02日

【第27期竜王戦第二局】糸谷挑戦者、「自由」な「我が将棋」を具現し、森内竜王に連勝

[ひと言感想]
糸谷哲郎挑戦者がタイトル初挑戦の場で、一見筋悪かつプロなら躊躇する△2八金を着手したさまに自由」な「我が(糸谷)将棋」の具現を直感し、第一局に続き、勝利以前に感激してしまった。(笑)
自由とは、自我の自信と責任かもしれない。
糸谷挑戦者の敢闘を改めて祈念したい。


★2014年10月30、31日催行
http://live.shogi.or.jp/ryuou/
http://kifulog.shogi.or.jp/ryuou/27_02/
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/27/ryuou201410300101.html

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kimio_memo at 07:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 将棋タイトル戦 | -竜王戦