2014年09月

2014年09月30日

【洋画】「スウェプト・アウェイ/Swept Away」(2002)

[ひと言感想]
男と女は、本来かくあるべきなのでしょう。
お金は人間を便利にしたが、男と女を不自由にした。


スウェプト・アウェイ (字幕版)
出演:マドンナ、アドリアーノ・ジャンニーニ
監督:ガイ・リッチー
2010-10-01




kimio_memo at 06:57|PermalinkComments(0) 映画 

2014年09月29日

【洋画】「スパイダーマン」(2002)

[ひと言感想]
英雄(ヒーロー)は、必要に駆られて作られているなら尚の事、そうでなくとも所詮凡人と紙一重であり、また、紙一重であるべきなのでしょう。
凡人の心を忘れた英雄は、単なる変わり者か勘違いのいずれかか両方に違いありません。


スパイダーマンTM [AmazonDVDコレクション]
出演:トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト、ウィレム・デフォー
監督:サム・ライミ
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2015-12-25




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2014年09月26日

【第55期王位戦第七局】羽生王位、無理を通して木村挑戦者に逆転勝ちし、王位獲得を16期に伸ばす

[ひと言感想]
木村一基挑戦者は流れは引き寄せたものの、無念の逆転を喫してしまいました
その故が力の足り無さなのか、本当の所は下手の横好きの私には理解不能ですが、「(どうかなと思っていても、ふと気づくと)羽生よしに見える。なぜいつもこうなる。」との松本博文さんの呟きは完全同意です。


実力者とは、「無理が通れば道理引っ込む」を地で行く人のことかもしれません。
羽生善治王位の連続4期、通算16期の王位獲得と、89期のタイトル獲得数更新を祝福します。


★2014年9月24、25日催行
http://live.shogi.or.jp/oui/
http://kifulog.shogi.or.jp/oui/55_07/
http://live.shogi.or.jp/oui/kifu/55/oui201409240101.html

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2014年09月25日

【邦画】「男はつらいよ 第37作 幸福の青い鳥」(1986)

[ひと言感想]
たしかに、本心は自分より他人、それも近くの他人の方が遥かに分かるに違いありません。
そう、本心は分かるものではなく、気づかされるものです。
今大事にすべきは、近くの他人です。


男はつらいよ 幸福の青い鳥〈シリーズ第37作〉 4Kデジタル修復版 [Blu-ray]
出演:渥美清、志穂美悦子、長渕剛
監督:山田洋次 
松竹
2019-12-25


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2014年09月24日

【ドラマ】「女系家族」(2005)

〔ひと言感想〕
【1】「愛され欲求」の未達が嫉妬を生む。
【2】他者(ひと)を侮り、傷つけることで得られる誇りは、儚く、脆い。
【3】宿命は従うものではなく、最適化するもの。


女系家族 DVD-BOX
出演:米倉涼子、高島礼子、瀬戸朝香、香椎由宇、橋爪功、森本レオ
原作:山崎豊子 
キングレコード
2005-12-07


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kimio_memo at 06:34|PermalinkComments(0) DVD 

2014年09月12日

【第55期王位戦第六局】羽生王位、痛恨の受け間違いで、木村挑戦者に二勝目を許す

[ひと言感想]
99手目、木村一基挑戦者が▲2五桂なる鬼手で羽生玉を仕留めたのは天晴でしたが、それが94手目、羽生善治王位が△4一桂ではなく△2一桂と受け間違ったてん末だったことに愕然としました。
勝負は正に紙一重の綱渡りです。


★2014年9月10、11日催行
http://live.shogi.or.jp/oui/
http://kifulog.shogi.or.jp/oui/55_06/
http://live.shogi.or.jp/oui/kifu/55/oui201409100101.html

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2014年09月11日

【邦画】「男はつらいよ 第36作 柴又より愛をこめて」(1985)

〔ひと言感想〕
「聖職者は本当に、他者の幸福を自身の幸福と引き換えにできるのか。
そして、教師は本当に、聖職者であって然るべきなのか」。
真知子先生の苦悩から、こう考えさせられました。
教え子には「幸福に成る」道を説くも、自らは「不幸に成らない」道を往った真知子先生の心情は、拝察するに余りあります。


男はつらいよ 柴又より愛をこめて〈シリーズ第36作〉 4Kデジタル修復版 [Blu-ray]
出演:渥美清、栗原小巻、川谷拓三、美保純
監督:山田洋次 
松竹
2019-12-25


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2014年09月10日

【洋画】「トータル・リコール/Total Recall」(1990)

〔ひと言感想〕
成る程、人生とは記憶を重ねることなのかもしれません。
然るに、リコール社の様な外部の力を借りてでも、望ましい記憶が集積できたら、それも一つの幸福な人生かもしれません。
しかし、その場合、人生はオーダーメードパソコン(BTO PC)と変わりません。
それが本当に幸福な人生なのかと問われたら、私は答えに窮します。
なぜなら、私は依然、余りに無知だからです。
今私が作れるパソコンは、経済的にはさておき(笑)、何より知識的に知れています。
望ましい、知れている記憶を重ねることが幸福な人生なら、私は、知れていない記憶を重ね、不幸な人生を謳歌したいと思います。


トータル・リコール(吹替版)
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、シャロン・ストーン、レイチェル・ティコティン、ロニー・コックス
監督:ポール・ヴァーホーヴェン 
2021-05-07




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2014年09月09日

【第27期竜王戦挑戦者決定三番勝負第三局】糸谷六段、遂に羽生四冠を下し、初の竜王、タイトル挑戦の大舞台へ

[ひと言感想]
私は羽生ヲタでありがなら(笑)、2009年度のNHK杯で準優勝に成って以来、糸谷哲郎六段に注目してきたので、ひと言嬉しい。
好調の羽生善治四冠を下しての挑戦権獲得は、本物に違いない。
そもそも、糸谷六段のこれまでの実績、舞台は、持てる才能に対して釣り合わなさ過ぎた。
天才は大舞台に立つ権利と責任がある
糸谷六段の敢闘を祈念したい。


★2014年9月8日催行
http://live.shogi.or.jp/ryuou/
http://kifulog.shogi.or.jp/ryuou/27_ch03/
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/27/ryuou201409080101.html

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kimio_memo at 09:01|PermalinkComments(0) 将棋タイトル戦 | -竜王戦

2014年09月08日

【演劇】「太鼓たたいて笛ふいて」

[ひと言感想]
無知な人間の妄想ほど、恐ろしいものはない」のはまったくです
しかし、人間は、いかに博識になった所で、世の真理を全ては知覚し得ず、「生涯現役」ならぬ「生涯無知」を免れません。
然るに、私たちが生涯励むべきは、先ず無知を改めることに加え、妄想とその過ちをしかと自認し、善処すること。
そして、それを教訓化し、具体的に罪滅ぼしすること、です。
ともあれ私は、寅次郎の潔さ、気前の良さ、行動力を一層まねぶ所存です。(笑)


★2014年8月4日BSNHKにて放映
http://www4.nhk.or.jp/p-stage/x/2014-08-03/10/30574/

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kimio_memo at 07:22|PermalinkComments(0) 舞台劇 

2014年09月05日

【第62期王座戦第一局】豊島挑戦者、△9六歩を仇にし、羽生王座に先勝を譲る

[ひと言感想]
羽生善治王座が挑戦者に難解局面を悲観させ、悪手を誘発したのは、恒例行事とは言え感心のひと言ですが、96手目、豊島将之挑戦者が羽生玉を仕留める可能性を広げた△9六歩が、結果、可能性を狭めてしまったことに深く考えさせられました。
成功の可能性を広げること、確率を高めることも決断に違いありません。
その敢行はリスクの受容と同義であり、確率論の偏重、過剰依存は仇の元です。


★2014年9月4日催行
http://live.shogi.or.jp/ouza/
http://kifulog.shogi.or.jp/ouza/62_01/
http://live.shogi.or.jp/ouza/kifu/62/ouza201409040101.html

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kimio_memo at 09:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 将棋タイトル戦 | -王座戦

2014年09月04日

【洋画】「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル/Charlie's Angels: Full Throttle」(2003)

[ひと言感想]
成る程、チャーリーズ・エンジェルは、毛利元就の「三本の矢の教え」に準じていそうです。(笑)
やはり、困難事にエンジン全開(フルスロットル)で当たるには、一人ではなく、掛け替えの無い仲間が良いに違いありません。


チャーリーズ・エンジェル フルスロットル コレクターズ・エディション [AmazonDVDコレクション]
出演:キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー、ジャクリーン・スミス、デミ・ムーア
監督:マックG
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2019-05-17

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kimio_memo at 07:02|PermalinkComments(0) 映画 

2014年09月03日

【洋画】「チャーリーズ・エンジェル/Charlie's Angels」(2000)

[ひと言感想]
とりわけ破顔したのは、キャメロン・ディアス演じるナタリーが敵に遭遇し、かつ、戦闘に突入するも彼との電話に依然夢中で、ケータイを手放さなかったさまです。
生まれついての欲張り(笑)の女子が、仕事と恋の二兎を懸命に追うさまほど、痛快かつ絵になる絵はありません。
私たちが天使に憧れるのは、不可能を可能に思わせてくれるから、希望を授かれるから、ではないでしょうか。


チャーリーズ・エンジェル コレクターズ・エディション [AmazonDVDコレクション]
出演:キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー
監督:マックG 
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2019-05-17




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2014年09月02日

【洋画】「硫黄島からの手紙/Letters from Iwo Jima」(2006)

[ひと言感想]
父親たちの星条旗」の後に見てとりわけ思ったのは、当時私たちの先輩が、生きるために戦っていたのか、それとも、死ぬために戦っていたのか、判然としないことです。
手段の自己目的化を懐疑せず、「みんなで成れば怖くない」と言わんばかりに不幸の共有を他へ強いるタチ(国民性)と悪しき伝統を、私たち日本人はもういい加減断つべきです。


硫黄島からの手紙(字幕版)
出演:渡辺謙、二宮和也、裕木奈江、加瀬亮、中村獅童、伊原剛志
監督:クリント・イーストウッド 
2013-05-16




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2014年09月01日

【洋画】「父親たちの星条旗/Flags of Our Fathers」(2006)

〔ひと言感想〕
たしかに「英雄(ヒーロー)=実力者」とは限らず、英雄は「必要に応じて(駆られて)作られる」ものなのでしょう。
英雄は戦時、平時の別なく絶えませんが、それは、私たちが自己正当化に好都合な「物語」を専ら外に求めているからでしょう。
私たちが英雄と物語を一方的に、取っ替え引っ替え消費し続ける限り、悲劇と不幸は絶えないに違いありません。


父親たちの星条旗(字幕版)
出演:ライアン・フィリップ
監督:クリント・イーストウッド 
2013-05-16


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kimio_memo at 08:21|PermalinkComments(0) 映画 | -クリント・イーストウッド作品