2011年06月20日

【NHK】「MJ presents 少女時代スペシャル」少女時代

(少女時代は)どのメンバーも、中学高校時代に合宿生活を送りながら、厳しいレッスンを受け、その実力を磨いてきました。

「ダンスと歌は当たり前で、演技や言葉のレッスンも受けていました」。(ヒョヨンさん)

「少し辛かったことは、友達とあまり遊べなかったことですが、でもそれは、自分自身への投資期間で、そのお陰で今の少女時代があると思います」。(ジェシカさん)

「目先の辛さを将来への『投資』と解釈してきたからこそ、今の自分がある」。
こう人前で明言できる日本のアイドル、並びに、日本人がどれだけ居るだろう。
エンタメであれビジネスであれ、日本が韓国に追い越されるようになったのは、自然かつ当然だ。



★2011年6月9日放映分
http://www.nhk.or.jp/mj-blog/200/84691.html

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kimio_memo at 06:48|PermalinkComments(0) テレビ 

2011年06月19日

【BSTBS】「SONG TO SOUL 永遠の一曲」The Kinks”You really got me”

R&Bからデイブ(・デイヴィス)の言う「彼らの音楽」に至るまでには、ある象徴的な出来事があった。
それは、デイブのドロップアウト体験だ。

「13か14才の時、スーという女の子が大好きになった。
近くの学校に通う、僕より年下の子だった。
その頃から、学校に行くのが嫌になった。
近所にジョージという子がいて、その子の家は、昼間誰も人が居なかった。
だから僕は、朝、制服を着て「行ってきます」と家を出ると、学校に行くふりをして、ジョージに家に行っては、1日中ギターを弾いていた。
そこにスーも来てくれていた。
夏になると、僕らはケンウッド公園によく行った。
僕らのアルバム・ジャケットにもなっているあの公園だけど、
背の高い草が生い茂っていて、夏は一面、草で覆われていた。
なのに、あの年だけ草を刈りやがったんだ!
だから、いつものように公園の木の下で愛を確かめ合っていたら、見つかって補導されてしまった。
補導員は2人とも教育委員会のメンバーだったから、万事休す!
僕はズボンを下ろしたまま、捕まったんだ。
ずっと後に、レイ(・デイヴス)はこの事件をもとに『不良少年のメロディ』というアルバムを作った。
あれは、僕の物語なんだ。
『なんで僕の事件をネタにしてレイがアルバムを出すんだ?』
って思ったよ。
『あれっ?この曲知っているぞ!』って感じさ。(デイブ・デイヴィスさん/キンクスg)

ギター少年の悲劇は、その後も続く。
中学を退学となったデイブは、楽器の問屋で働く身に。
やがて、スーは妊娠。
若い恋人たちは結婚するつもりでいたが、将来を憂れいた親たちによって、二人は引き裂かれる。

「つまり、言いたかったのは、”You really got me”のあのギターサウンドは、僕が色々な苦悩を抱えている時に生まれたってこと。
10代半ばで恋をして仲を引き裂かれたために、僕の心は荒れ狂っていた。
だから、スーに対する激情をギターに託して表現した、
ぴったりの表現ができると確信したんだ。
関心を集め、愛されたかったんだ。
夢中だったスーに言ってもらいたかった。
『あの曲は最高だった」とか「あの演奏はすごかったわ!」ってね。(デイブ・デイヴィスさん/キンクスg)

ギターのデイブ・デイヴィスさんの不条理な失恋体験がキンクスに名曲”You really got me(ユー・リアリー・ガット・ミー)をもたらしたとは、想像だにしていなかった。
元カノのスーさんは、ラジオから”You really got me”が流れる度、さぞ喜んだに違いない。

「大ヒット」とは、大衆をポジティブに感動させたてん末だ。
しかし、それは往々にして、個人のネガティブな感動に依存している。



★2011年6月12日放映分
http://w3.bs-tbs.co.jp/songtosoul/onair/onair_53.html

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kimio_memo at 07:01|PermalinkComments(0) テレビ 

2011年06月18日

【自戦記】「奨励会熱戦将棋/三段リーグ[第6譜▲門倉啓太三段△千田翔太三段]晴れて棋士に」門倉啓太さん

最終戦を終え、対局室を出たところで先輩棋士に「おめでとう」と言われ、昇段を知った。
隣の部屋で対局していた師匠にも会い、堅く握手していただいた。
夢の中のようだった。
(中略)
晴れて棋士になることができたが、これからが本番。
一歩一歩確実に前進していきたい。

門倉啓太三段の隣の部屋で師匠の石田和雄九段が対局なさっていたのは、全くの偶然ではないだろう。
「三手の読み」ができる人は、「喜ばせ上手」だ。

門倉三段は、長年、記録係としてNHK杯で活躍くださった。(感謝)
四段昇段を祝うと共に、対局者として活躍くださる日を心待ちにしたい。



★2011年6月17日付毎日新聞夕刊将棋欄
http://mainichi.jp/enta/shougi/

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kimio_memo at 10:48|PermalinkComments(0) 新聞将棋欄 

【TBSラジオ】「土曜朝イチエンタ。堀尾正明+pLUS!」羽生善治さん

http://twilog.org/kimiohori/date-110618

昔ビートルズが好きでいらしたこととオンチであられたこと(笑)を除き、殆ど既知の内容だったが、以下が印象に残った。



しっかり反省したら、「負け」をすぐに忘れる。
それも、他人よりも他人事に感じるレベルまできっぱり忘れる。
しかも、ネガティブに思考して然るべき加齢をポジティブに思考して、ということか。
「天才」の自覚のない天才はえてして、難しいことを、さも易しく言い、やっている。



★2011年6月18日放送分
http://www.tbs.co.jp/radio/horio/after/20110618.html

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kimio_memo at 07:04|PermalinkComments(0) ラジオ 

2011年06月17日

【BSNHK】「近代中国に君臨した女たち/江青 マダム毛沢東の孤独と欲望」夏木マリさん

女優って二つのタイプがあると思うんですよ。
一つは、「役に近づいていく人」。
あとは、「自分に役を近づける人」。
で、あたしは後者なんだけど、何か与えられた戯曲で、与えられた演出で、何かやっている内に、「あたし、この台詞言いたくない」とかね、そういうの出てくるわけですよ、すごく傲慢なんだけど。
で、それを着々とやって成功する女優さんも居るんだけど、江青は後者で、「自分の方に役を近づける」とか、「自分のメッセージを言いたい」とか、そういうのは、(「人形の家(作:イプセン)」の)ノラを演った時の一個だけですよね、成功した演劇がね。
あの(役を演じた)時に、「ちょっと気持ちいいかも!」(って自分で思ったのではないか)。
共産党として何か褒められて、(新聞では)激評も出たし。
「人形の家」のキャラクター(ノラ)が彼女の資質にピッタリ当ったんだと思う。
(中略)
そういうのあるんですよ、一生の内一本位そういうの。
「これ、あたしかも!」みたいな役が(自分と)重なる時が」。

夏木さんがおっしゃっていた「女優の二つのタイプ」はなるほどだが、これは女優に限った話ではないだろう。
たとえば、この話を本質的に理解できれば、「やりたい仕事ではないから」と言って、入社早々会社を辞めたり、就職浪人をしたりするのがいかに不賢明であるかがわかるはずだ。

「人は人生という舞台を生きる役者である」と言われる。
そして、人はみな、「自分はどんな役を演じるべきか」、「自分はどんな役者になるべきか」悩む。
しかし、これらの悩みは、まず真摯に、立てる舞台に立ち、演じられる役を演じ切ってみれば、ほぼ解消しているはずだ。

それはそうと、夏木マリさんはいい。(笑)
おっしゃる言葉が、みなとても聞き応えがあり、納得させられる。
きっと、人生を本当に真剣に生きてこられたのだろう。
「顔がいいだけの女(優)」が多い中、夏木マリさんは大変貴重だ(→叶うものなら、一度食事をご一緒したいw)。



★2011年5月26日放映分
http://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20110526-10-28014



kimio_memo at 06:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0) テレビ 

2011年06月16日

【観戦記】「第69期名人戦七番勝負〔第5局の3▲森内俊之九段△羽生善治名人〕まったりした午前中」甘竹潤ニさん

内藤(國雄)九段がポツリと話し始めた。

「実は昔、私も8五飛を考えたことがあるんです。
今流行の<5二玉。5一金、6ニ銀型>は実際に指したこともあるんですよ」。

後日それを羽生に言うと、「そんな昔に・・・」と目を丸くしていた。
だが内藤九段は8五飛戦法を実戦で試すまでには至らなかったという。

「8五飛戦法は△7四歩から△7五歩が間に合うとは思わなかったんです。
それにどうしても△8五飛は”高飛車”というイメージが離れなかった。
だから8五飛が現れた時も私は2、3年で廃れると思っていました。
8四飛と比べて底が浅いんじゃないかと、ね。
でも、こうしてしっかりと根付いている。
将棋の奥深さと見る思いがします」

内藤國雄九段がおっしゃった「イメージ」は、「先入観」とも言えよう。
内藤九段の回顧談で改めて明らかになるのは、少なくとも二つある。

一つは、「先入観」は「好機の逸失を招く」ということだ。
しかし、「先入観」は経験則の一つで、人が生きている限り有る(無くならない)。
しかも、生きている時間に比例し、蓄積してしまう。
蓄積を抑制するには払拭が有効だが、生物メカニズム的に限りがあろう。
「先入観」に抗するには、蓄積を抑制するより、動作を抑制するのが賢明ということか。

もう一つは、「アイデアを実行する、具現化することは、本当に難しい」ということだ。
「先入観」の動作の抑制。
「慣れ親しんだ道」の誘惑を断ち切るだけの「精神の逞しさ」。
アイデアを実行、具現化するには、これらの会得が不可欠ということか。



★2011年6月16日付毎日新聞朝刊将棋欄
http://mainichi.jp/enta/shougi/

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kimio_memo at 07:30|PermalinkComments(0) 新聞将棋欄 

2011年06月15日

【観戦記】「第69期名人戦七番勝負〔第5局の2▲森内俊之九段△羽生善治名人〕横歩取りの魅力」甘竹潤ニさん

星のうえでは森内の3勝1敗だが、羽生が先手番をひとつブレークされただけと考えれば羽生はもちろん、森内にとってもここが正念場である。
問題は羽生がどの戦型を選ぶか、だ。

「ゴキゲン中飛車が本命かと思っていました」とは本局の副立会人兼解説の久保利明王将だ。

(中略)

ところが注目の4手目は△8四歩。
予想ははずれ、横歩取りへ。
ちょっぴりガッカリの久保王将だったが、実は後手番を持って1局だけ横歩取りを指した経験がある。

「どんな戦法なのか、確かめてみたい気持ちもありました。
横歩取りの将棋なら僕は後手を持ってみたい。
玉を固めて軽さで勝負する感覚が振り飛車に通じるものがあるのです。
ただ横歩取りはどこが狙いなのかはっきりしない。
むずかしい戦法だと感じました」。

「達人にとって戦法(戦術)は、自分の強みや思考習性を表現する手段に過ぎず、temporaryだ」ということか。
であれば、現時点では振り飛車マスターの久保利明王将も、将来、横歩取りマスターになられるかもしれないし、だからこそ、「藤井システム」を創造した藤井猛九段は、この度「藤井矢倉」を創造なさったのかもしれない。
また、さらに言えば、だからこそ、羽生善治名人は、得意戦法をあえてお持ちにならないのかもしれない。



★2011年6月15日付毎日新聞朝刊将棋欄
http://mainichi.jp/enta/shougi/



kimio_memo at 08:54|PermalinkComments(0) 新聞将棋欄 

【BSNHK】「アインシュタインの眼」神保彰さん

中村教授は、(神保彰さんがドラミングにおいて)全身が脱力を保てる理由として、重心の位置に注目しました。
体が大きく動いても、重心は殆ど動いていないのです。

「体幹(胴体)を静かに保って、で、重心を動かなくする、と。
そこに気を配るということが、リラックスした状態を保つ一つ秘訣になっているんだと思います」。(東京大学情報理工学系研究科/中村仁彦教授)

普通、人間は、左右の手足をバラバラに動かすと、重心が揺さぶられます。
神保さんの重心が動かない理由は、体幹の筋肉の使い方にありました。
脇腹の筋肉は赤く表示され、活発に筋力を使っていることがわかります。
そうすることで体幹を支え、重心の位置が動かないようにコントロールしていたのです。
神保さんは、常に背筋を伸ばし、体幹を安定させることを心がけているそうです。
中心を保ち、余計な力を使わない。
これが長年の経験で身につけた「疲れずに良い音を出す方法」だったのです。

「ああやって筋肉の動きを見たら、どう見ても、足とか腕を使っているのに、実は腹筋とか、いわゆるお腹の腹斜筋(脇腹の筋肉)とかのを一番使っていたと。
それは、昔から意識されてきたってことなんですか?」。(古田敦也さん)

「そうですね、特に強く意識するようになったのは、最近のことなんですけど。
北京オリンピックの時に、アスリートの競技を見てまして、やっぱり、ワールドレコードを出す人の動きっていうのは、圧倒的にリラックスして見えるんですよね。
たとえば、北島康介選手の泳ぎであるとか、サインボルト選手の走りであるとか。
物凄くリラックスして、重心がブレないんですよね」。(神保彰さん)

「それはドラムでも同じだと」。(古田さん)

「ええ」。(神保さん)

「それは、オリンピックを見て気づかれたんですか?」(古田さん)

「『確信した』んですね」。(神保さん)

達人は美しい。
いずれのカテゴリーの達人も、そのたたずまい(姿勢)には力みが無く、見る者の美感を刺激する。

達人は賢い。
いずれのカテゴリーの達人も、更なる成長を希求し、他のカテゴリーの達人から不断に学んでいる。



★2011年6月11日放映分
http://www.nhk.or.jp/einstein/archive/index.html

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kimio_memo at 06:55|PermalinkComments(0) テレビ 

2011年06月14日

【観戦記】「第69期名人戦七番勝負〔第5局の1▲森内俊之九段△羽生善治名人〕ハイカラな街・宝塚」甘竹潤ニさん

羽生は第4局に勝った翌週、王位戦リーグで村山慈明五段に勝ってプレーオフに持ち込み、その一戦も制して挑戦者決定戦に進出した。
「6月には週3日対局があるらしいです」。
羽生は新幹線の車中でまるで他人事のように言って笑った。
6月からは棋聖戦の防衛戦も始まる。
棋聖戦も週3日対局も、名人戦の最中に行われる可能性があるんですけど・・・。

「不可避なハードワークは他人事と解釈し、心の安寧を担保する」ということか。
それとも、「対局はもはやハードワークではない(=心身がハードにならないツボを会得している)」ということか。
非凡者の思考&行動習性は、本当に不明だ。(苦笑)



★2011年6月14日付毎日新聞朝刊将棋欄
http://mainichi.jp/enta/shougi/

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kimio_memo at 06:27|PermalinkComments(0) 新聞将棋欄 

2011年06月13日

【NHK教育】「NHK杯テレビ将棋トーナメント」北島忠雄六段

屋敷さんの印象は、昨年度A級昇級も果たされて、非常に好調なので、大変厳しいクジをひいてしまったなという風に思っています。

(対戦相手の屋敷伸之九段は)格上の相手なので、思い切りぶつかっていって、自分の良いものを出せたらいいなと思いますし、上位の人となかなか対戦する機会がありませんので、自分自身の成長にもなるような将棋が指せたらいいなと思っています。

公の場で、これから戦う年下の実績者を「格上」と堂々称えること。
日本ではあまり見られない、日本人にはなかなかできないさまだ。
北島忠雄六段のこの素直さと潔さが、結果快心譜を生んだのだろう。
感心感動。



★2011年5月29日放映分
http://cgi2.nhk.or.jp/goshogi/kifu/sgs.cgi?d=20110529

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